レース展望・予想

サムライダマシーで高配当狙い「キズナ・プレミアム」(門別競馬)

2018/05/10

5月10日(木)の門別競馬メイン第10レースは、「キズナ・プレミアム」(B1-2~B4-1、門別競馬場1800メートル)。

B1下で組まれたスタリオンシリーズ・プレミアム競走。格上挑戦馬も含め、B級屈指の好メンバー集結と言って良さそうな構成になった。勝ち馬候補がとても五指には収まり切らない印象で、波乱の可能性も十分にありそうだ。勝利を狙える馬がこれだけ多ければ、勝負どころを前にして各馬早めの仕掛けになりそうで、今季序盤の例年以上に時計を要するパワー勝負の馬場状態も加味すれば“力強い末脚”で勝負するタイプを狙いたい。

そこで一発の期待を懸けるのがJRA500万下からの転入初戦◎5 サムライダマシー(牡5、川島雅人厩舎)。デビュー3戦目からダートに替え、そこから計11戦目で未勝利を卒業するまで掲示板を外したのは僅か1回。発馬が安定しないものの、ラストは堅実に追い込んでくる末脚勝負のタイプだった。地方の馬場は今回初めてで、その適性に判断を迷う向きもあるだろうが、4月23日の能力検査で明らかに距離不足の1000メートルで4コーナー最後方(5番手)から怒涛の直線一気。差し切って2位馬に0秒3差をつけ、良馬場=1分02秒9という上々の時計でコース適性を示してみせた。鞍上は能検から引き続き櫻井拓章騎手。能検でその特徴を掴んだなら、各馬早めの仕掛けになる可能性高いこの一戦で、直線外から猛然と追い込んでくるシーンを演出できて不思議ない。決して好走確率の高いタイプではないが、特に好配当狙いで人気薄から入りたいと御所望の諸兄にオススメしたい◎だ。

地方では5戦負けなしの5連勝、高知・黒潮菊花賞のタイトルもある○6 モズオトコマエ(牡4、田中正二厩舎)が当然強敵。今回、再転入初戦だったB4下特別を勝ったばかりの昇級初戦&格上挑戦となるが、そのポテンシャルは将来、道営古馬重賞まで視界に入ってくる可能性を感じさせるレベルだ。今回2キロ減の55キロでもあり、中心視もできそうなのだが、どちらかというと長く良い脚を使うタイプであり、追い比べでの切れ味は見劣る印象があるため2番手評価に。

▲11 ジュンアイノキミ(牝4、米川昇厩舎)は門別2歳重賞勝ち馬(2016年ブロッサムカップ)で古馬A級好走歴もあり、さらには昨夏、ブリーダーズゴールドカップJpnIIIでも堂々5着に食い込んだ実績もある。冬期移籍の南関東で凡走が続いた後の転入初戦だけに単穴評価に留めるが、得意の外枠からで相性よい服部茂史騎手とのコンビなら激走あって驚けない。

馬券圏内の可能性十分△2 スカイロックゲート(牡4、田中淳司厩舎)、前走に次ぐ2連勝視野の△8 センコーファースト(牡4、堂山芳則厩舎)、先行してしぶとい△4 クラウンビュレット(牡8、米川昇厩舎)まで入れて、◎サムライダマシーの1頭軸マルチ流しで思い切って高配当を狙ってみたい。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔6・11・2・8・4(10点)
3連単(1軸流しマルチ) 5⇔6・11・2・8・4(60点)

キズナ・プレミアムの出走表はこちら

(文/ひだか)


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