レース展望・予想

今年も地方馬ブルドッグボス「かきつばた記念」(名古屋競馬)

2018/04/30

4月30日(振・月)の名古屋競馬メイン第11レースは「第20回かきつばた記念JpnIII」(名古屋競馬場1400メートル)。

昨年からハンデキャップ競走にリニューアルされ、従来のJRA勢圧倒的優位の流れは一変。今年も激戦模様で多くの馬にチャンスがありそうだが、短距離重賞戦線でコンスタントに活躍する◎2 ブルドッグボス(牡6、浦和・小久保智厩舎)が一番軸馬にふさわしい。今年に入って根岸ステークスGIII・5着、黒船賞JpnIII・3着、そして前走東京スプリントJpnIIIも5着と勝ち切れない走りが続くものの、勝ち馬との着差はいずれも1秒以内。好勝負を演じ続けている。先行力があって好位からソツのないレース運びができ、差し脚を兼備するため、成績が安定するのだろう。最近2走は雨馬場で前を捕らえきれなかったが、良馬場で行われそうな馬場状況は上積み材料になる。さらにコース経験の強みもアドバンテージ。惜敗続きにピリオドを打つか。

決め脚勝負に持ち込めば、○3 キングズガード(牡7、JRA・寺島良厩舎)の出番到来だ。昨年末のチャンピオンズカップGI・8着、2月フェブラリーステークスGI・6着とGIでも一桁着順に食い込む実力派で、前走黒船賞JpnIIIも直線シャープに伸び切ってクビ差2着まで迫った末脚自慢。ブルドッグボスにも先着を果たしている。フルゲートで、日本一直線の短い小回り名古屋コースをどうさばくかがポイントになりそうだ。

デビュー以来の初ダートがカギは▲11 サンライズメジャー(牡9、JRA・濱田多實雄厩舎)。1年5カ月ほど勝ち星から遠ざかっているが、芝の短距離重賞戦線でずっと活躍してきたベテランの能力の高さはいうまでもない。未知な初ダートだが、やはり軽視できない。

約1年ぶりの短距離1400メートル戦も、流れに乗れれば△10 ローズプリンスダム(牡4、JRA・畠山吉宏厩舎)もV圏内。

地元勢では絶対エース△8 カツゲキキトキト(牡5、錦見勇夫厩舎)に期待がかかる。中・長距離タイプで距離はもう少しほしいところだが、53キロの軽ハンデで走れるのは何とも魅力。先行激化の展開になれば一発あっても驚けない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔3・8・10・11(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・8・10・11→3・8・10・11 3・8・10・11→2→3・8・10・11(24点)

かきつばた記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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