レース展望・予想

春は走るミノルシャープに期待「すずらん賞」(ばんえい帯広競馬)

2018/04/30

4月30日(振・月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「すずらん賞」(4歳オープン)が行われます。

最軽量620キロがナカゼンガキタ、640キロがマツカゼウンカイ、ウンカイタイショウ(牡、久田守厩舎)、650キロがカネサスペシャル、ミノルシャープ、トップハンデ660キロがホクショウムゲン、メジロゴーリキの7頭立て。同世代限定レースでの最大40キロ差は厳しく、640キロから650キロ組が主流をなしそうです。

4歳限定戦で、A1級のホクショウムゲンらからB1級のナカゼンガキタらまでと格付けの差はありますが、春競馬は若馬の成長もあり仕上がり状態が勝負を左右します。そこで◎4 ミノルシャープ(牡、大友栄人厩舎)650キロを本命に推します。今季初戦の青葉特別では、道中は刻んで中団を進み、障害も7番手とためての仕掛けでしたが、その分ひと腰で切ると、直線は1着ソウクンボーイと遜色ない末脚の切れで6秒4差の4着と健闘しています。今回は若馬のレースだけに前走のような展開では勝てませんが、先行もできる器用な脚は持った馬。昨季は初戦からの8戦で7勝、2着1回の実績も十分と言えます。

○3 マツカゼウンカイ(牡、松井浩文厩舎)640キロが対抗です。昨季の最終戦は4歳限定のクリスタル特別で2着カネサスペシャルに1秒2差をつけて1着。今季初戦のミズバショウ特別は、古馬の強豪が相手の厳しい展開で追走一杯でしたが、今回は4歳限定戦で上位馬とはハンデ差もあり、勝ち負けできる力は十分持った馬です。

▲1 カネサスペシャル(牡、村上慎一厩舎)650キロが3番手です。同世代限定戦で力を発揮するタイプで、叩き合いの展開では一気の末脚を持った馬です。

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3連単(フォーメーション) 4→3→1・2(2点)

すずらん賞の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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