レース展望・予想

ワールドピサの単騎逃げ切りが濃厚「卯月特別」（ばんえい帯広競馬）

2018/04/21

4月21日（土）ばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「卯月特別」（B1級-1組）が行われます。

昨シーズン最終戦はB1級格付けだったサクラダイチを除く6頭は、A1級、A2級格付けからの降級馬で構成された一戦です。ワールドピサを筆頭にブチオ、サクラダイチの先行馬がレース展開を作りますが、昨季よりも重量が軽いため、当然、流れはスタートから速くなり障害の巧拙が勝負のポイントとなりそうです。

◎7 ワールドピサ（牡9、西弘美厩舎）650キロを本命に推します。ブチオ、サクラダイチなどの同型馬の中でも、先行力と障害力では一歩リードしています。テンから押して行ってもひと腰で越えられる障害力は、このメンバーに入ると上位明白です。700キロ以上になるとゴール前での詰めが少し甘くなるのが欠点といえますが、今回は前走時よりも115キロも軽い650キロでの出走。典型的な逃げ馬ワールドピサの単騎逃げ切りが期待されます。

〇6 サクラダイチ（牡5、金山明彦厩舎）650キロが対抗です。昨季は38戦6勝、2着10回、3着4回の好成績を挙げている好調馬です。一時期障害で苦労しましたが、それも修正されて、今では障害巧者の1頭となっています。今回は降級馬が相手で厳しい闘いですが、久々の主戦阿部武臣騎手とのコンビで期待が掛かります。

▲1 ジェイワン（牡4、槻舘重人厩舎）640キロが3番手です。2歳デビュー戦から4連勝した快速馬で、その末脚の切れは本物です。昨季最終戦は競走除外でしたが、その後は稽古も順調で障害次第では一気の差し脚がある4歳馬です。

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馬単　7→1・2・4・6（4点）
3連単（2軸流し）　7→6→1・2・4（3点）

卯月特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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