レース展望・予想

実績最上位のレコパンハロウィー「東海クイーンカップ」（名古屋競馬）

2018/04/17

4月17日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「第24回東海クイーンカップ（SP1）」（3歳牝馬、名古屋競馬場1800メートル）。

グランダム・ジャパン（GDJ）に組み込まれた地方全国交流重賞に、フルゲート12頭が激突する。もちろん中心は現在、GDJ3歳シーズンで、トップ快走中の実力派◎8 レコパンハロウィー（兵庫・尾原強厩舎）だ。1400メートル戦ながらも後方から大外を回りながら直線一気にアタマへ突き抜けてみせたのが、3月に行われたGDJ初戦の名古屋・若草賞。前走の佐賀・ル・プランタン賞では追い込み届かずコンマ2秒差3着に終わったが、最後方から直線鋭く末脚を伸ばし、内容自体はむしろよかった。2戦2連対と当地コースは好相性を誇り、しかも距離実績のないライバルが多いなか、1800メートル戦を2回経験しているのも大きなアドバンテージ。なによりただ1頭の重賞ウイナーでもある。さばきにくいフルゲートでも追い比べに持ち込んでワンクラス上の末脚発揮だ。

東海地区勢ではスピード非凡な○11 ウォーターループ（塚田隆男厩舎）に期待したい。JRA認定競走のV実績がある好素材で主導権時の高い先行力と粘りは折り紙付き。事実、先制した1月の重賞、笠松・ゴールドジュニアでも3着に健闘した。前走の若草賞では大きく出遅れ、後方からのレースで見せ場なく終わったため、主導権が好走ポイントになる。

南関東地区から参戦の▲7 ノートゥルレーヴ（船橋・出川克己厩舎）も軽視できない。前回が出走取消アクシデント、しかも長距離輸送を経た初遠征が初の重賞参戦と、不安要素に未知な面も多くても、ハイレベルな南関東地区の2勝馬。当地向きの先行力もあり、勝ち負けに欠かせない。

初距離、初コースはカギも地力ある△3 リボース（尾島徹厩舎）に、モロさ同居も一発を秘める△5 バジガクアリア（角田輝也厩舎）も連争いなら。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　8⇔3・5・7・11（8点）
3連単（フォーメーション）　8→3・5・7・11→3・5・7・11　3・5・7・11→8→3・5・7・11（24点）

東海クイーンカップの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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