レース展望・予想

堅実駆け派のマスターリデルから「クレマチス特別」(名古屋競馬)

2018/04/12

4月12日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「クレマチス特別」(A級3組、名古屋競馬場1400メートル)。

前走がすべてA級2組、A級3a組からの臨戦組7頭が激突。実績か、近況の好調さかもポイントになるが、展開重視で◎5 マスターリデル(牡6、瀬戸口悟厩舎)からの狙いがベター。前走のA級3a組では直線失速して5着に終わるなど、久々に崩れたが、1月のA級3c組から3月のA級3b組まで、2、2、2、3、2と5走連続して馬券貢献した安定勢力。A級昇級後は勝ち星を飾れないが、高い先行力としぶとい走りを兼ね備える堅実駆け派だ。メンバーを見渡せば、逃げにこだわるタイプ不在でセールスポイントの先行力が生きる有利な構成。待望のA級初勝利のチャンス到来と言えないか。

決め脚比べならば、まくり気味の一気抜け出しがセールスポイントの○3 アタックガール(牝5、川西毅厩舎)の出番。ここ2走は流れが落ち着くマイル戦もあって6、7着と不発が続く。しかし、速いペースで推移しやすい名古屋の7ハロン戦では【3・3・0・0】と、6戦パーフェクト連対を誇る。少頭数でペースがカギになるが、直線勝負に持ち込めば、破壊力ある末脚が爆発する。

当地初の7ハロン戦を迎える▲2 インストアイベント(牡8、角田輝也厩舎)は中央戦歴から短距離適性も十分。マイル戦では勝ちきれないレースも少なくないが、比較的レースが流れる1400メートル戦でむしろ甘さが解消されるかもしれない。

さばきにくい最内1枠スタートがもろ刃の剣だが、ひと息入っていた前走をひと叩きされた△1 キングシャーロック(牡5、瀬戸口悟厩舎)は体調アップが望める。展開次第でアタマまで突き抜けていい。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔1・2・3(6点)
3連単(フォーメーション) 5→1・2・3→1・2・3 1・2・3→5→1・2・3(12点)

クレマチス特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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