レース展望・予想

ベンテンコゾウ歴戦の強豪突破へ「赤松杯」(水沢競馬)

2018/04/08

8日(日)水沢競馬メイン第11レースは「第43回赤松杯(M3)」(水沢競馬場1600メートル)。地方全国交流重賞・シアンモア記念のトライアルに、少頭数ですが、今季オープン戦線を占う好メンバーがそろいました。

◎4 ベンテンコゾウ(牡4、菅原勲厩舎)は岩手2歳最優秀馬、3歳最優秀馬に選ばれた逸材。昨年は北海道へ殴り込みをかけ、北斗盃、北海優駿を優勝。三冠制覇はならなかったものの、堂々二冠を獲得しました。その後、ひと叩きして大目標だったダービーグランプリへ臨みましたが、完敗5着。続く桐花賞も2着に敗れ、南関東へトレード。アッサリA2戦で2連勝を飾って反撃に転じ、いいムードで再転入しました。2000メートルもこなしますが、本質的にはマイラータイプ。歴戦の強豪を突破するか期待が高まります。

○6 タイセイファントム(牡10、佐藤雅彦厩舎)は昨年11月、中央オープンから転入。初戦の絆カップでラブバレットをアッサリ交わして完勝。一躍注目の的となりました。2戦目・白嶺賞は3着でしたが、タイム差なし。そのうっ憤をトウケイニセイ記念で晴らしました。今年10歳ですが、乗り込み万全。健在を誇示し、マイル路線の主役を張るか。

▲3 ロジストーム(牡5、千葉幸喜厩舎)は南関東移籍3戦目から破竹の4連勝。近2走は足踏みですが、今回は鞍上に吉原寛人騎手を指名。新風を吹き込む可能性も十分あります。

△1 イーグルカザン(牡10、橘友和厩舎)は昨年4月に転入。時計のかかる馬場が合って重賞3勝をマークしました。今回は赤松杯連覇がかかります。

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馬単 4→6・3・1 6→4(4点)
3連単(フォーメーション) 4・6→3・4・6→1・3・4・6(8点)

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(文/松尾康司)


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