レース展望・予想

B1初勝利なるかベストエビデンス「春風特別」（園田競馬）

2018/04/03

3日（火）の園田競馬メイン第10レースに「春風特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

昇級4走目◎1 ベストエビデンス（牝6、橋本忠明厩舎）にB1初勝利の期待がかかります。前走は5走ぶりに田中学騎手が手綱を取りました。逃げるオレハツライヨを追走してゴール前で捕まえたと思った瞬間、外からイケノパシスタにクビ（同タイム）だけ差されました。3歳時の15年11月に連勝してJRAに帰りましたが、500万下では4、5着が各1回のみで昨年10月から再び兵庫所属です。B2からスタートした初戦は田中学騎手が騎乗して1番人気に支持されました。向正面からスパートして3～4コーナーでは好位まで進出しましたが、先に動いて3コーナー先頭カリテスグレースに2馬身半差の2着完敗でした。4、3、6着後の再転入5戦目に園田3勝目です。3番手を進んで向正面一気に3コーナーで先頭に立って押し切っています。B1昇級後は好位を進んで9、5着後が前述した前走です。さあ、1番枠を引いた今回はオレハツライヨを抑えて主導権、一気に突っ走ります。

JRAから帰ってB2を連勝の勢いがある追い込み馬○4 デルマアツヒメ（牝5、諏訪貴正厩舎）が相手筆頭です。16年11月から昨年5月の園田ではC1を2勝してのB2昇級後は7、3、6、2、3着でJRAに帰りましたが、500万下では8着が最高でした。前々走はJRAラストから約3カ月ぶりでしたが、3コーナー手前から動いてゴール寸前でブリリアントアリスを捕まえました。そして、前走は4コーナー9番手からの差し切りです。ともに1230メートル戦でしたが、今回の1400メートルでは前回兵庫所属時に4勝（C2、C1を各2勝）しています。昇級戦ですが、前走の末脚（上がり3ハロン38秒4）を再現なら差し切り十分です。

▲6 オレハツライヨ（牡4、田中一巧厩舎）は大外枠だった前走では思い切ったスタートを決めましたが、手綱が吉村智洋騎手に替わって6番枠なら2番手で折り合い策に出そうです。

JRAから転入5走目の☆2 ジャンダラリン（牝4、新子雅司厩舎）、園田での条件交流戦2着があり、再転入初戦となる△9 フェンガリ（牡7、田中範雄厩舎）の両馬が続きます。

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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