レース展望・予想

カツゲキキトキト復帰戦「アクアマリンオープン」（名古屋競馬）

2018/03/16

3月16日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「アクアマリンオープン」（A級1組、名古屋競馬場1400メートル）。

名古屋の絶対エース、◎9 カツゲキキトキト（牡5、錦見勇夫厩舎）が、3カ月ぶりに戦列復帰する。暮れの名古屋グランプリJpnII・3着以降、爪を痛めるケガのアクシデントで休養、調整を余儀なくされていたが、待望の2018年ファーストランを迎えた。陣営いわく「まだ7、8割のデキ」と仕上がり途上は否めず、長くいい脚を使えるカツゲキキトキトのセールスポイントから、1400メートルは忙しい距離と言える。ただ、昨年10月の7ハロン重賞・ゴールド争覇では、ダートグレードV実績を持つ快速トウケイタイガーに快勝。こなせない訳ではない。まして地元のオープン特別。大目標にする名古屋大賞典JpnIII（3月29日）でのJRA勢撃破のため、負けは許されない。

もちろん、レースの興味は次位争い。前走梅見月杯は外枠スタートが影響し、自分のレース展開に持ち込めなかった○2 サンデンバロン（牡6、塚田隆男厩舎）がその筆頭候補。2枠スタートと、他のメンバーを見れば主導権奪取が有力。得意の7ハロン戦、ロスの少ない内枠を生かして、先行力に粘りもアップは必至。

休養明け初戦だった前走をひと叩きされ、さらなる前進が期待できるのが▲5 ゴールドブラザー（牡8、塚田隆男厩舎）。一方、A級昇級後もセールスポイントの堅実ランを披露し続ける△8 リョーシンヒナタ（牝5、塚田隆男厩舎）も連争いに欠かせない。

穴は7ハロン戦好相性の△6 キクノセントロ（牡8、川西毅厩舎）。

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馬単　9→2・5・6・8（4点）
3連単（1軸流し）　9→2・5・6・8（12点）

アクアマリンオープンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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