レース展望・予想

マイタイザンの逃げ切りが濃厚「きいちご賞」(園田競馬)

2018/03/15

15日(木)の園田競馬準メイン第9レースに「きいちご賞」(A1、園田競馬場1700メートル)が行われます。6頭立てになったために第9レースに変更されましたが、好メンバーが揃いました。

筆頭は今年初戦の新春賞を逃げ切った◎5 マイタイザン(牡5、新井隆太厩舎)です。2歳時に4連勝で兵庫若駒賞を制しました。3歳時には兵庫ダービーこそ僚馬(同オーナー)ノブタイザンの7着に敗れましたが、秋の西日本ダービーでは高知・ディアマルコの追撃を抑えて逃げ切っています。そして、昨年は、約8カ月の休養明け2走目だった摂津盃ではエイシンニシパに3馬身半差をつけて逃げ切り完勝です。姫山菊花賞はハナを切れずに完敗しましたが、暮れの園田金盃でサウスウインドの3着だった無念を新春賞で見事に晴らしました。2番枠を生かして向正面では主導権を奪ってペースを落とします。4コーナー先頭から逃げ込みを目指します。道中は内々を進んで中を割って強襲してきたエイシンホクトセイをアタマ差だけ抑えました。ややレース間隔が空きましたが、ハナを切れば重賞4勝馬の地力で押し切れそうです。

○4 アサクサセーラ(牡5、保利良次厩舎)は新春賞で8着と完敗しましたが、続く1870メートルのオープンを逃げ切っています。そして、前走の2400メートル・六甲盃では逃げて、ノブタイザンとは0秒4差4着と善戦しています。使われている強みで2番手から捕まえるシーンもありそうです。

重賞で実績はありませんが、A1(A2混合含む)は6勝している▲3 マークスマン(セン8、長南和宏厩舎)が不気味です。タフな馬で16年3月にJRAから転入後42戦(8勝)しています。

末脚鋭い☆1 メイショウヨウコウ(牡8、住吉朝男厩舎)に少頭数は大歓迎です。今回は川原正一騎手が手綱を取る△2 サンライズバード(牡8、柏原誠路厩舎)も末脚勝負です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 5・4・3(6点)
3連単(1軸流し) 5→4・3・1・2(12点)

きいちご賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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