レース展望・予想

展開重視ならヴェリテ「コーラルオープン」（名古屋競馬）

2018/03/02

3月2日（金）の名古屋競馬メイン第10レースは「コーラルオープン」（A級1組、名古屋競馬場1600メートル）。

少頭数になったが、どの馬も勝ち負けレベルの6頭。激しいV争いになりそうだが、展開重視で◎3 ヴェリテ（セン6、竹下太厩舎）の先行力を狙いたい。主導権を握った時の粘り強さは折り紙付き。一転、スムーズに流れに乗れなかった時はモロさが同居するタイプ。しかし、すでにオープン特別で6勝を飾っているように実績上位の存在でもある。事実、前走・梅見月杯でのコンマ2秒差銅メダル獲得も先制して自分のレースに持ち込んだから。逃げにこだわる同タイプのライバルは不在。マイペースに運んでゴールまでスイスイと行きたい。

A級2組だったとはいえ、○5 マヤノオントロジー（牡9、川西毅厩舎）の前走勝利は価値があった。10連勝中の当地無敗を誇っていたアセイラントを破った上、最後方から一気に外をまくった力強いレース内容。完全復活を印象づけた。余裕ある体からマイナス16キロと大幅に絞れたのが自慢のキレ復活をもたらしたようだ。休養前にはオープンを連勝してみせた地力派が軌道に乗ってきており、連勝十分。

相変わらず堅実駆けに定評は、▲6 リョーシンヒナタ（牝5、塚田隆男厩舎）。詰めの甘い面もあり2着の多いタイプだが、サッと好位を確保して堅実に伸びてくる安定感は屈指の1頭。過去2度のオープン特別では5、4着と掲示板止まりだが、差し馬ぞろいで戦いやすい構成。やはり勝ち負けに欠かせない。

穴は初のオープン挑戦だが決め脚好調な△2 アタックガール（牝5、川西毅厩舎）の勢い。A級への昇級初戦こそ大きく掛かったロスで4着失速したが、その後の3走を2、1、1着。いずれも中団から鋭く抜け出しており、直線勝負に持ち込めば一撃も。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　3⇔2・5・6（6点）
3連単（フォーメーション）　3→2・5・6→2・5・6　2・5・6→3→2・5・6（12点）

コーラルオープンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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