レース展望・予想

サクラリュウの逃げ切りに期待「睦月特別」（ばんえい帯広競馬）

2018/01/14

1月14日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「睦月特別」（オープン-1組）が行われます。

登録のあったコウシュハウンカイ、マルミゴウカイ他2頭が出走を回避したため6頭立ての少頭数。ばんえい十勝金杯1着センゴクエースを除いた5頭が帯広記念組。帯広記念当時よりも130キロほど軽い重量と、鈴木恵介騎手が不在、藤野俊一騎手が騎乗停止中のため、オレノココロ（牡8、槻舘重人厩舎）に西謙一騎手、ニュータカラコマに阿部武臣騎手がテン乗りというのも楽しみな一戦です。

◎1 サクラリュウ（牡8、金山明彦厩舎）765キロを本命に推します。今季は20戦3勝、2着5回、3着3回の成績で、ばんえいグランプリ5着、岩見沢記念でオレノココロの2秒差の2着、ドリームエイジカップ5着、前走帯広記念ではコウシュハウンカイの4秒1差の2着と健闘。堂々のオープン馬に成長していますが、3勝は特別戦か平場戦でのもの。今回は、有力馬のフジダイビクトリーより5キロ、オレノココロ、センゴクエースより15キロ、ニュータカラコマより25キロ軽く、逃げ切りが可能です。

○3 センゴクエース（牡6、槻舘重人厩舎）780キロが対抗です。帯広記念を回避し、ばんえい十勝金杯・775キロで1着から今回5キロ増の780キロは理想的なローテーション。工藤篤騎手も2度目の騎乗となり逆転もある対抗です。

▲2 フジダイビクトリー（牡10、中島敏博厩舎）770キロが3番手です。師走特別、ホワイトクリスマス賞と2連勝して挑んだ帯広記念では、コウシュハウンカイの7秒3差の3着と敗れましたが、レース内容は見せ場十分と言えるものでした。

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睦月特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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