レース展望・予想

決め手が生きる流れならマナレア「あての木賞」（金沢競馬）

2017/12/27

12月27日（水）は今年最後の金沢競馬開催となります。メインカードは第10レースで争われるオッズパーク杯「あての木賞」（2歳奨励馬・抽選馬、金沢競馬場1500メートル）です。

地元デビュー馬ばかりで力量が似ている顔ぶれがそろいましたが、決め手ある◎4 マナレア（牝、金田一昌厩舎）に期待したいです。発馬にやや課題はありますが、直線に向いてからの末脚はしっかりしており、2走前の金沢ヤングチャンピオンでも3着に追い上げました。前走の2歳1組でも門別デビューの強敵ヤマミダンディーの2着に詰め寄っており、前が速くなりそうな今回のメンバーなら差し切るチャンスがありそうです。

どの馬がハナを切るかが難しいですが、○3 カイジンファルコン（牝、金田一昌厩舎）が内枠を生かし先手を奪いそうです。初勝利が後続を20馬身以上も離す圧勝だっただけに圧倒的なスピードで押し切るイメージが強いですが、2番手からの追走となった前走でも3着に粘り込み、折り合い面で新境地を見せました。後続を引き連れて4コーナー先に回ることができれば、ゴールまで粘り込むシーンがありそうです。

▲9 シオジスター（牝、金田一昌厩舎）も地元なら見直しは当然です。前走のJRA遠征は初めての芝コースもあって後方追走いっぱいに終わりましたが、金沢ヤングチャンピオンで2着に逃げ粘った内容から、地元馬同士ならスピード上位の存在です。外枠でもカイジンファルコンのハナをたたいて先手を奪うことができるなら、あっさり押し切っても不思議ではありません。

シオジスターと同様に前走JRAへ遠征して強豪にもまれた△8 ロンプフェイス（牝、金田一昌厩舎）も、地元馬相手なら瞬発力の違いを発揮できます。

△10 ブラックセドナ（牝、金田一昌厩舎）も前崩れの展開なら追い上げが届きそうです。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　4⇔3・9・8・10（8点）
3連単（フォーメーション）　4→3・9・8・10→3・9・8・10　3・9・8・10→4→3・9・8・10（24点）

あての木賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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