レース展望・予想

エイシンシャルルの巻き返し必至「城山特別」（園田競馬）

2017/12/21

21日（木）の園田競馬メイン第10レースに「城山特別」（A2、園田競馬場1230メートル）が行われます。

◎6 エイシンシャルル（セン5、飯田良弘厩舎）が巻き返しの鞍です。JRAから転入した15年7月から前々走まで29戦連続で着外（6着以下）なしが前走で途切れました。5番手を進んで向正面から動いて3コーナーでは逃げるブレイヴコールの2番手まで追い上げました。しかし、4コーナー手前から伸びを欠きます。プラス7キロが影響したのでしょうか、直線で一杯になり6着まで沈みました。A2昇級後3走目の7月に差し切った後に休養しました。3カ月半ぶりだった10月のB1は好位を追走から差し切っています。そして、A2に戻った前々走（1230メートル）は4コーナーで先頭に立って、追い込んできたエイシンハヤテに2馬身差を付けて完勝しています。圧倒的1番人気に支持された前走（1400メートル）が前述した完敗です。今回は距離が短縮（1230メートル）の上、馬体が絞れていると思います。スタートを決めて好位をキープから早めに動いてA2の3勝目で待望のオープンA1昇級を決めたいです。

3勝目は藤田菜七子騎手の手綱だった○1 ラミアカーサ（牝5、住吉朝男厩舎）が園田初戦です。昨年10月の3勝目（500万牝馬限定）は東京ダート1400メートルでした。4コーナーでは16頭立ての12番手から直線で外に出して強襲、6頭による接戦を制しています。その後は約半年の休養を挟んでの1000万での5戦は9着が最高でした。440キロ台の馬体、走法から小回りコースはこなすと思います。末脚を生かすレースになれば逆転も一考です。

▲2 カネトシバリアント（セン5、山口浩幸厩舎）が前走B1を快勝してA2に戻ってきました。内枠を生かして積極的なレースで前走の再現を狙います。

重賞を使って力をつけている☆9 ルミナス（セン5、保利良平厩舎）、逃げると粘りを発揮△10 スマイルヴィジット（牝8、尾林幸二厩舎）が連争いに加わりそうです。

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馬単（ボックス）　6・1・2・9・10（20点）
3連単（ボックス）　6・1・2・9（24点）

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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