レース展望・予想

能検で好時計エイシンアトロポスに期待「カニソムリエ浜坂特別」（園田競馬）

2017/12/14

14日（木）の園田競馬メイン第11レースに「カニソムリエ浜坂特別」（A1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

7月の佐賀ヴィーナスカップを逃げ切り圧勝した◎11 エイシンアトロポス（牝5、渡瀬寛彰厩舎）が5カ月余ぶりの復帰戦を飾りそうです。川崎で3歳1月にデビュー勝ち後を3、4、5着の成績で15年5月から兵庫所属です。3歳C2からスタートして12戦10勝、2、4着各1回の成績で古馬オープンA1へ昇級しました。約7カ月ぶりだった今年1月のオープン初戦に笠松・白銀制覇へ遠征。プラス11キロの体重でも1番人気に支持されました。1番枠からハナを切りましたが、4コーナーでランドクイーンに捕まって8着まで沈んでいます。地元A1初戦は2番手から4コーナーで先頭に立ちましたが、直線でウインゴスペルなどに差されて4着です。A1の初勝利は3走目の2月で、11頭立て11番枠から主導権を奪ってマルトクスパート以下を一蹴しています。2勝目は4月です。2番手を進んで3コーナーで先頭に立って2着マークスマンを4馬身ちぎりました。タガノギャラクシー、トランヴェール、バズーカなども破っています。3勝目が前述した佐賀ヴィーナスカップです。1番枠から一気の逃げ切りで2着馬を7馬身ちぎりました。その佐賀から4カ月半ぶりだった11月20日の能力検査では西脇1200メートル・1分16秒9の好時計をマークしました。当日のパドック気配は必見ですが、能検の動きからクリアすると思います。

相手上位も休み明け2頭です。7月以来の○4 タガノギャラクシー（牡7、新子雅司厩舎）は11月24日の能検で園田1400メートル・1分30秒1の好時計でした。昨年7月には金沢スプリントカップを制し、園田チャレンジカップはランドクイーンの2着でした。前述エイシンアトロポスをマーク策に出そうです。

逃げるのはA1を2勝▲10 マイアリエス（牡6、盛本信春厩舎）でしょう。A1昇級後はほとんどのレースでハナを切っています。

無事に使われている差し馬の☆5 キングルアウ（牡5、山口浩幸厩舎）、△1 ナナヨンハーバー（牝5、飯田良弘厩舎）が展開次第で浮上です。

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馬単（ボックス）　11・4・10・5・1（20点）
3連単（ボックス）　11・4・10・5（24点）

カニソムリエ浜坂特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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