レース展望・予想

安定感あるホンベツイチバンに期待「おおいぬ座特別」（ばんえい帯広競馬）

2017/12/11

11日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「おおいぬ座特別」（A1級）が行われます。

メンバー中に勢いのある4歳馬がフウジンライデン1頭しかおらず、スタートから緩い流れでの競馬になりそうです。3日間競馬の最終日は比較的砂がしまり、ロータリーハローの効果もあって馬場状態の変化が激しいため、絞りづらい一戦となっています。有力馬はピヤシリ特別3着カンシャノココロ（牡6、坂本東一厩舎）、5着ホンベツイチバン、A1級-2組平場戦2連勝中のニシキエーカン、4歳馬フウジンライデンなど多くいますが、確たる本命馬は不在な特別戦と言えます。

◎3 ホンベツイチバン（牡10、岩本利春厩舎）740キロを本命に推します。スタートダッシュが付かず、やや後方からの競馬になる事が多いため馬場状態が気になりますが、あまり重い砂よりも、近走は軽めの馬場の方が好結果につながっています。前走のピヤシリ特別でも、スタートから積極的に先行し、3着カンシャノココロ、1着コウリキと並走して障害も1番手で切り、直線は先頭でした。ゴール前の叩き合いでは末脚の切れ味の差で5着と敗れましたが、今回は鈴木恵介騎手への乗替わりもプラスとなりそうです。

○4 コウリキ（牡5、久田守厩舎）735キロが対抗です。前走のピヤシリ特別は1着で、今季は21戦して3勝、2、3着なし。勝ち負けがはっきりしたタイプで、その分障害の掛かりがポイントとなります。前走時より5キロ増の735キロなら、今回も直線で差し切る力を持っているはずです。

▲5 フウジンライデン（牡4、岩本利春厩舎）725キロは唯一の4歳です。前走は7着ですが、重賞ドリームエイジカップでの成績。今回は大差ない3番手です。

△10 カネゾウ（牡6、久田守厩舎）735キロは今季5勝を挙げている障害巧者です。同厩のコウリキと違い、障害は上手いものの詰めの甘さが直線に出る事が多く、近走は勝ち切れていませんが、勝ち馬からは大きく離れていません。

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馬単　3→4・5・10・2（4点）
3連単（フォーメーション）　3→4→5・10・2（3点）

おおいぬ座特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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