レース展望・予想

佐賀初戦快勝のアウヤンテプイが2連勝か「大淀川賞」(佐賀競馬)

2017/12/09

9日(土)佐賀競馬メイン第11レースは「第4回大淀川賞」(オープン(A1・A2・B級)、佐賀競馬場1400メートル)。

◎10 アウヤンテプイ(牡8、山田義人厩舎)は、佐賀への転入初戦だった前走の新燃岳特別(11月23日、1400メートル)では逃げたキングプライドの2番手を進みました。向正面で先頭に立ち、直線に入ると後続との差を広げ、ダンシングに5馬身(コンマ9秒)の差を付けて勝利しています。今回は新燃岳特別の上位から2、5着馬が不在となり、相手関係はより楽になった印象で、2連勝の可能性も高そうです。

○8 マサヤ(牡6、東眞市厩舎)は、新燃岳特別ではアウヤンテプイの直後の3番手を進んでいましたが、ダンシングが位置取りを上げてアウヤンテプイとの先頭争いになると、両馬からは差が開いていき、勝ち馬から1秒8差の4着に終わりました。秋は3戦してまだ連対圏への進出がありませんが、前々走の周防灘賞(11月11日、1400メートル)では、キョウワカイザーからわずかコンマ3秒差の3着でした。巻き返しに期待したいところです。

▲9 コウギョウダグラス(牡10、大島静夫厩舎)は、新燃岳特別では直線で伸び脚を見せ、2番手のダンシングに迫る勢いの3着でした。2500メートルの九州大賞典では最下位でしたが、その後の1400メートル戦は3戦いずれも勝ち馬から1秒前後の差で掲示板内を確保しています。

△2 シゲルクロマグロ(牡4、九日俊光厩舎)は、B級からの挑戦で、5走前から前々走まで1400メートル戦で4連勝の実績があります。相手が一気に強化されましたが、前述の3頭以外は近走不振な馬が多く、上位に食い込んでくる余地はありそうです。

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馬単 10→8・9 8→10(3点)
3連単(フォーメーション) 10→8・9→8・9・2 8→10→9・2(6点)

大淀川賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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