レース展望・予想

タガノトリオンフの連覇が濃厚「兵庫クイーンカップ」(園田競馬)

2017/11/09

9日(木)の園田競馬メイン第9レースに、北陸・東海・近畿地区交流「第14回兵庫クイーンカップ」(3歳以上牝馬定量、園田競馬場1700メートル)が行われます。

地元オープン(A1)馬は1頭のみの重賞になりました。その◎4 タガノトリオンフ(牝5、新子雅司厩舎)の連覇が濃厚です。そして、新子調教師、下原理騎手とも今年の初タイトルなるでしょうか。JRA未勝利(7戦して2、3着各2回)で15年9月に園田に転入後はC2からスタートしてA2までノンストップ10連勝でオープン(A1)に昇級しました。その初戦が昨年の兵庫サマークイーン賞。高知・ディアマルコ、地元トーコーヴィーナスの後塵を拝しましたが、3着と善戦しました。名古屋・秋桜賞は初めて(転入後)の輸送競馬でマイナス12キロと大幅な馬体減少もあって7着に大敗です。続く、馬体が回復した牡馬相手の重賞・姫山菊花賞は逃げるサウスウインドの2番手を進みましたが直線ひと息の4着でした。そして、昨年の兵庫クイーンカップでは、逃げるトーコーヴィーナスに3コーナーでは外半馬身差の完全マーク策。4コーナーで先頭に立つと直線中程で引き離し2馬身半差の完勝です。続く、今年初戦の新春賞は先に動いたエイシンニシパを必死に追いましたが、惜しくもハナ差負けです。今年の勝ち星は3月、A1の1870メートル戦を2番手から抜け出した1勝のみです。弱い夏の兵庫サマークイーン賞は今年5着でしたが、牡馬相手の摂津盃でマイタイザンの3着、姫山菊花賞では逃げてエイシンニシパに0.2秒差4着でした。今回のメンバーなら枠順からもスピードの違いでハナから行ってしまいそうです。

馬券的な興味は2、3着争いに絞られます。筆頭は園田チャレンジカップで向正面から追い上げて3着○10 ユウキエナージー(牝5、新井隆太厩舎)。外枠を引いたのも大きな味方です。

末脚と言えば▲8 アルカナ(牝7、住吉朝男厩舎)も武器にしています。前述ユウキエナージーと一緒に動けばチャンスでしょう。

ほか、堅実差し☆11 コルヌコピア(牝5、山口浩幸厩舎)、成長中の3歳△9 スターレーン(牝3、松浦聡志厩舎)に、遠征馬ではタガノトリオンフを抑えてハナを切れば△5 ベルボーム(牝4、笠松・栗本陽一厩舎)の粘り込みも一考です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 4→10・8(2点)
3連単(1軸流し) 4→10・8・11・9・5(20点)

兵庫クイーンカップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬