レース展望・予想

上積み見込めるラニカイワヒネ「第32回畜産フェア特別」(笠松競馬)

2017/11/23

11月23日(祝・木)の笠松競馬メイン第10レースは「第32回畜産フェア特別」(C級14組(ロ)、笠松競馬場1600メートル)。

勢いある3歳フレッシュの好調馬がズラリせいぞろい。どこからでも狙える紙一重のVバトルだが、勝ちっぷりに、勝ち時計ともに優秀だった◎3 ラニカイワヒネ(牝3、伊藤強一厩舎)に一番魅力を感じる。中央での4戦のうち、2度入着を果たした実力派で、転入初戦の前走23組でも人気を集めたが、初ダート、小回りコースなど、少なからず手探り面もあった。しかしあっさり2番手をキープすると、終始絶好の手ごたえから難なく抜け出しての完勝劇。ポテンシャルの高さと可能性を感じさせる走りでアピールした。先行力があり、ラスト3ハロンの上がりで37秒台をマークしたように、末脚もしっかり。2カ月ぶり実戦をひと叩きされ、上積みも見込める。当然連勝の期待がかかる。

○10 ムーンシュトラール(牡3、加藤幸保厩舎)は転入後の2走ともに1分30秒を切るコンスタントな走りを見せ、キレも兼備している。2走目にキッチリ勝利を仕留め、上り調子にもある。差し勝負に持ち込めば勝ち負け可能。

前走の勝ちっぷりがよかった▲6 ケイツーマルク(牡3、尾島徹厩舎)、△1 チアフルガール(牝3、後藤正義厩舎)も差はわずか。ケイツーマルクは下級条件30組だったが勝ち時計上々で、中間気配がアップしている。一方、チアフルガールはタイムは平凡だったが、中団から一気に抜け出したところに、非凡なセンスを感じさせた。相手は強化されたが、ともに一撃の可能性を秘める。

また、転入後4戦オール連対を誇り、中距離中心に使われていた中央戦歴から距離のマイル戦に不安がない△5 マサノホウオウ(牡3、笹野博司厩舎)も軽視できない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔1・5・6・10(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・5・6・10→1・5・6・10 1・5・6・10→3→1・5・6・10(24点)

第32回畜産フェア特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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