レース展望・予想

予選3着もテンノイノリに期待「霜月特別」(ばんえい帯広競馬)

2017/11/06

11月6日(月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「霜月特別」(B1級-1・2組決勝戦)が行われます。

B1級-1組予選から3着テンノイノリ、4着ユウユウヨーイドンと5着サクラダイチ、B1級-2組予選から2着タカラシップ、3着ムサシブラザー(牡4、久田守厩舎)、4着スターダスト他2頭の計8頭です。B1級-1組の1着ブルーオーシャン、2着ヤマトテンリュウの2頭は不在ですが、スタートから横一線で、第2障害まで前半39秒のハイペースでのB1級-1組戦と、雨の中で2着タカラシップが障害を直行で仕掛けた程の軽馬場でのB1級-2組です。時計の比較をしても、1分24秒5のB1級-1組と1分31秒7のB1級-2組では、B1級-1組の力上位が明白と言えます。

◎4 テンノイノリ(牡4、長部幸光厩舎)695キロを本命に推します。B1級-1組予選3着馬です。今季は26戦3勝、2着7回、3着8回の成績を挙げていますが、26戦の出走は好調を維持している証と言えます。2走前のB2級-1組平場戦2着でB1級-1組に昇級、前走の予選では1着ブルーオーシャン、2着ヤマトテンリュウにスタートから並走して、障害も2番手、直線では失速して3着となりましたが、昇級初戦としては健闘と言えます。今回の決勝戦では1、2着馬が不在。3着のテンノイノリですが、1着との着差が4秒9の僅差なら、ここは主役で通ります。

○6 サクラダイチ(牡4、金山明彦厩舎)695キロが対抗です。B1級-1組予選では5着。3戦連続2着のあと1戦して休養に入り、2開催の休養明け、叩き2走目となった前走のB1級-1組予選が5着でした。元々先行、障害力には自信をもっていた巧者ですが、ゴール前の詰めに甘さが残り、勝ち切れないタイプでした。しかし前走では、ゴール直前まで上位馬に絡み、大差ない走りを披露しました。

▲5 タカラシップ(牡4、平田義弘厩舎)690キロが3番手です。B1級-2組予選では2着。今季は1着2回、2着8回の成績が示す通り、ゴール前で脚を失うところがあります。特別戦での重量となり3番手。

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馬単 4→6・5・7・8(4点)
3連単(フォーメーション)4→6→5・7・8(3点)

霜月特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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