レース展望・予想

アサヒリュウセイが力で押し切る「神無月特別」（ばんえい帯広競馬）

2017/10/02

10月2日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「神無月特別」（A1級-1組混合）が行われます。

9月18日のポテト特別（A1級混合）から1着シンザンボーイ（牡6、坂本東一厩舎）、6着ファイトガール、除外となったアサヒリュウセイの3頭、23日の富士宮市長賞（A2級-1･2組決勝混合）からは1着フェアリードール、2着ホンベツイチバン、3着カネゾウ他2頭の8頭です。馬場状態が微妙ですが、今の時期を考量すると、それほど極端に重くなる事はなく、軽めの馬場となりそうです。どの馬にもチャンスがある、中心馬を絞りづらい一戦と言えます。

◎2 アサヒリュウセイ（牡8、松井浩文厩舎）720キロを本命に推します。前走のポテト特別は除外となりましたが、その影響はなく、稽古では素軽い動きを披露しています。このメンバーに入っても力上位は明白ですが、毎回その力を出し切れないタイプと言えます。しかし近走の動きを見る限りその心配もなく、前走も先行からの競馬で、勝てないまでも3着と好走しています。今回は同型馬が多く展開は厳しいですが、力で押し切れそうです。

○5 フェアリードール（牝6、岩本利春厩舎）705キロが対抗です。A1級との混合戦で相手強化となりますが、近走を見てもA1級の馬たちと大差ない動きをしています。馬場状態に左右されないのが強みのタイプで、器用な脚が使えます。重量的にも705キロとメンバー中最軽量での出走は、逃げて味あるタイプのフェアリードールには有利な重量です。

▲3 ホンベツイチバン（牡10、岩本利春厩舎）715キロが3番手。前3走では1、3、2着と成績が示す通り10歳の年齢を感じさせない動きを披露しています。平場戦の時計の競馬よりは息の入る特別戦の方が動けるタイプです。

△7 カネゾウ（牡6、久田守厩舎）725キロも力量的には差のない実力馬です。春には特別競走3勝を含む4連勝の実績もあり、末脚勝負の馬で大駆けもあります。

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馬単　2→5・3・7・1（4点）
3連単（フォーメーション）2→5→3・7・1（3点）

神無月特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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