レース展望・予想

マダムアルディの勢いを買う「棋士のまち加古川特別」(園田競馬)

2017/09/15

15日(金)の園田競馬メイン第10レースに「棋士のまち加古川特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われます。

昇級初戦を逃げ切った◎12 マダムアルディ(牝4、小村正也厩舎)の3連勝を期待です。JRAで芝を多用していたためにダート慣れに時間が掛かりました。転入3戦目にC2を勝ちましたが、その後は低迷が続いて今年初戦にはC3に降級。そのレースを2番手から抜けて楽勝してから前走まで9戦連続の馬券絡み(6勝)です。C2脱出まで11戦(前述したC3を含む)しましたが、C1を3戦でB2に昇級しています。C1では逃げ切り、3番手から抜け出しで2勝、2着1回です。その2着は2番手から3コーナーで先頭に立って押し切りを狙いましたが、メイショウクロタカの直線強襲にアタマ差負けです。続く、前々走はウサを晴らす楽勝でした。2頭が先行争いをする3番手を進むと、4コーナー手前で両馬の外に並び、直線に入って抜け出しました。3コーナー過ぎから動いたジャイアントケンタには3馬身半差を付けました。そして、前走の昇級初戦は直線で内を突いて必死に伸びてくるJRAから初戦初戦カリテスグレースを半馬身抑えました。

相手筆頭は、その○2 カリテスグレース(牝5、荒山義則厩舎)です。JRAラストから1カ月余でしたが、何とプラス38キロの馬体重でした。道中は3、4番手の内々を進むと、直線でも2番手にいたキモンクラブの内を突いて伸びています。15年10月に園田C2を連勝後にJRAへ帰って500万で3着が1回あります。馬体が絞れて上積み必至です。

上積みと言えば4カ月ぶりの降級戦で前述両馬と戦って7着▲8 カヴァリエール(セン6、新子雅司厩舎)も同様です。末脚が武器でB1を1勝、B2を3勝などの実績馬です。

堅実駆けが魅力☆10 ゼットガガ(牝4、田中範雄厩舎)、1番枠を生かして積極策に出たい昇級初戦の△1 ハヤブサタイザン(牝6、新井隆太厩舎)、逃げる△7 ヴァルディスーザ(牡5、有馬澄男厩舎)なども連争いに加わりそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 12⇔2・8・10・1・7(10点)
3連単(1軸流し) 12→2・8・10・1・7(20点)

棋士のまち加古川特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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