レース展望・予想

転入2戦目アスターレジェンドの変わり身必至「なら酪農農協特別」（園田競馬）

2017/09/06

6日（水）の園田競馬メイン第9レースに「なら酪農農協特別」（B2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

JRAから帰ってきた◎10 アスターレジェンド（セン5、新子雅司厩舎）が2走目の変わり身必至です。前走は8カ月半ぶりで、7月19日の能力検査（1分34秒1）ではJRAラストからプラス5キロの483キロだった馬体重が497キロとさらに増えていました。3番枠からスタートを決めてマキシマムカイザーとアルファジェイドがハナを争う3番手と絶好の展開でした。4コーナー手前でアルファジェイドが先頭に立ちましたが、反応はひと息。直線中程で一杯になって8着まで沈みました。やはり太め残りが影響したようです。さて、前回所属したときの園田では転入初戦は2着でしたが、2走目からC2で2着に8、9馬身差を付けて連勝しています。JRAへ再転入後は休養もあって3戦して見どころはなく3連敗で前述した2度目の園田転入です。C2を連勝した時の重馬場で1分28秒8、良馬場で1分29秒8を再現すればB2なら通用するはずです。

昇級戦ですが2連勝の勢いを買って○4 ウェアレイ（牝4、山口益巳厩舎）が相手筆頭です。連勝時の1230メートルから1400メートルに延長しますが、今年3、4月にC3とC2を連勝しています。

JRAから再転入5戦目で1番枠を引いた▲1 エイシンダーラ（牝5、坂本和也厩舎）がスタート勝負です。2番手がっちりから早め先頭に立って粘り込みを狙います。

前述した3頭が先行脚質ですので☆3 ホシルミエール（セン4、盛本信春厩舎）の末脚が脅威です。JRA時から中距離を使っていますので、距離克服がカギになりそうです。園田の1400メートルは4戦2着2回ですが、その時は今回と同じ田中学騎手の手綱でした。

前走に大井C2を差し切った△8 カイジンキングオー（牡5、大塚信次厩舎）、船橋戦での出走取消後でも先行力のあるジョイフルデイズ（牝4、松浦聡志厩舎）の転入初戦の両馬が続きます。

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馬単（ボックス）　10・4・1・3・8（20点）
3連単（ボックス）　10・4・1・3（24点）

なら酪農農協特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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