レース展望・予想

決め脚鋭いマヤノカデンツァ「夏椿特別」（名古屋競馬）

2017/07/06

7月6日（木）の名古屋競馬メイン第12レースは「夏椿特別」（A級2組、名古屋競馬場1600メートル）。

中央戦歴上位の3頭がV争いをリードしていく。約3か月ぶりの復帰戦だが、シャープな決め脚を誇る◎1 マヤノカデンツァ（牡8、川西毅厩舎）から狙いたい。中央準オープンから今春転入。笠松の準オープンを名刺代わりの豪快まくりでひと飲みすれば、2走目の東海クラウンも難なくクリア。長丁場の重賞・オグリキャップ記念はリズムを欠いた走りで6着に終わったが、A級特別では2戦2勝と無敗を誇っている。地元名古屋コース初登場、ひと息入れられた復帰戦はマイナス要因だが、確実にキッチリ捕らえる、鋭い自慢の決め脚に期待だ。

中央実績はオープンまで上り詰めた○10 エーシンマックス（牡7、錦見勇夫厩舎）が上位。難敵ぞろいの中央での5勝はキラリと輝く。ただ、最近2走はオープン特別4着、前走の3a組はわずかハナ差惜敗とは言え、2着に止まっている。コーナーで動けずに置かれ、直線の短い名古屋コースがマイナスに作用しているようだ。ただエンジンがかかった直線での破壊力には定評がある。直線入口で射程圏内に捕らえているかがカギだ。

2強が差しタイプなのに対し、転入後6戦パーフェクト連対中の▲6 アメリカンダイナー（セン8、角田輝也厩舎）は先行派。高い先行力があって確かな粘りを兼ね備えている。主導権を握って自分のペースに持ち込めば、打倒2強も可能。

前走でエーシンマックスに勝利し、2組では現在4走連続2着と安定感ある△5 ブランニュー（牡5、宮本仁厩舎）に、前走は短距離800メートル戦とスタートの不利も響いた△2 サマーサラファン（牝5、田中敏和厩舎）も連争いは十分。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　1⇔2・5・6・10（8点）
3連単（フォーメーション）　1→2・5・6・10→2・5・6・10　2・5・6・10→1→2・5・6・10（24点）

夏椿特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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