レース展望・予想

キタノシャガール北の一番星へ「栄冠賞」（門別競馬）

2017/06/29

6月29日（木）の門別競馬メイン第12レースは、「第42回栄冠賞」（2歳、門別競馬場1200メートル）。

日本一早く行われる2歳重賞「栄冠賞」。ホッカイドウ門別競馬の「名物レース」にのみならず、その優勝馬や上位入線馬が南関東3歳クラシック戦線を中心に、翌年以降も大活躍することで知られる、競馬ファン必見の一戦だ。

当欄ではあらためて、今季開幕週に行われた「日本一早い2歳新馬戦」JRA認定スーパーフレッシュチャレンジI競走を好時計で押し切った◎12 キタノシャガール（牡、角川秀樹厩舎・父フリオーソ）に期待を懸ける。楽に先手から2着を0秒5引き離して押し切ったスピードは、とにかく秀逸。その勝ち時計も、後の東京ダービー2着馬プレイザゲームが勝ち、2着にも翌年のホッカイドウ3歳二冠馬スティールキングが入った2015年のJRA認定スーパーフレッシュチャレンジ競走Iと双璧と評して良い水準だった。前走デビュー2戦目のJRA上級認定ウィナーズチャレンジI競走では、雨降りのとにかく時計速い馬場状態のなか、テンから猛ダッシュで逃げ、ハイラップを刻んだことでさすがに終い失速の3着に終わったが、それだけで評価を下げるような器ではない。今回は無理せず好位からの運びもできそうな8枠12番からの発馬。流れに乗って差し脚を伸ばせれば、「北の一番星」として7月23日JRA函館2歳ステークスGIIIの出走権をつかめるチャンスは大きいとみる。

もう1～2列後ろから差し脚をのばす○11 ハッピーグリン（牡、田中淳司厩舎・父ローエングリン）、▲7 ストロングキック（牡、桧森邦夫厩舎・父ストロングリターン）に、新馬戦圧勝の△9 サザンヴィグラス（牡、川島洋人厩舎・父サウスヴィグラス）が次位候補。

×3 チェゴ（牝、角川秀樹厩舎・父スクリーンヒーロー）、前走JRA認定ウィナーズチャレンジ競走Iを鮮やかに差し切った×5 ヤマノファイト（牡、村上正和厩舎・父エスポワールシチー）を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　12⇔11・7・9（6点）
3連単（フォーメーション）　12→11・7・9→11・7・9・3・5　11・7・9→12→11・7・9・3・5（24点）

栄冠賞の出走表はこちら

（文／ひだか）


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