レース展望・予想

相手関係が緩和しキョウワカイザーに勝機「阿蘇山賞」（佐賀競馬）

2017/05/13

13日（土）佐賀競馬メイン第9レースは「第5回阿蘇山賞」（オープン(A1A2級)、佐賀競馬場1750メートル）。

◎7 キョウワカイザー（牡7、大垣敏夫厩舎）は、1月に九州オールカマーを勝利した以降の4走では勝ち星がありませんが、2月の佐賀記念JpnIII以外の3走は勝ち馬から1秒以内の差で走っています。今回はその3走で先着されたコウザンゴールドとウルトラカイザーが不在の一戦となりました。相手関係が緩和され、勝利の可能性はかなり高そうです。

○2 マサヤ（牡6、東眞市厩舎）は、昨年10月の佐賀復帰後は8戦を消化し、3勝、2着3回と6戦で連対を確保しています。キョウワカイザーとの直接対決は3度あり、再転入初戦だった韓国岳賞で勝利しましたが、その後の2戦はでは先着されています。しかし、その差は中島記念で1馬身半（コンマ3秒）、はがくれ大賞典でコンマ7秒とさほど大きな差では無く、優勝争いは十分に可能でしょう。

▲4 ドンプリムローズ（牝4、真島元徳厩舎）は、前走の尾鈴山賞（4月30日、1750メートル）が佐賀復帰初戦で、3着を確保しましたが、勝ったキングプライドからは2秒3差、同2着のマサヤには7馬身（1秒3）差と大きく離されていました。今回もキョウワカイザーとマサヤの2強にどこまで迫れるか？というレースになりそうです。

△3 コスモポッポ（牡5、山田義人厩舎）は、1月のA級昇級後は2着が1度あり、それ以外のレースでも掲示板内は確保しています。近走は勝ち馬との差が開いていますが、尾鈴山賞では3着のドンプリムローズとは3/4馬身（コンマ1秒）差でした。馬券圏内への食い込みまで警戒したいところです。

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阿蘇山賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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