レース展望・予想

中央勢の上位独占なるか「名古屋CCジュピター賞」（名古屋競馬）

2017/04/19

4月19日（水）の名古屋競馬メイン第10レースはJRA交流「名古屋CCジュピター賞」（A級3a組・中央500万、名古屋競馬場1900メートル）。

500万条件の交流戦はJRA勢優位がトレンドで、しかも地元勢が走り慣れない距離1900メートル戦。いっそうそれが顕著になる。名古屋勢にコレと言った存在もおらず、中央勢の上位独占が有力ムードだ。

中心は走りごろを迎えている◎8 キャプテンロブロイ（牡4、JRA・萩原清厩舎）。新馬戦から4走連続して2着に食い込んでいる好素材。芝の中距離を主戦場に戦ってきたが、休養明けの今年1月からダートへ矛先を向けてきた。初戦こそ後方から追い込むも8着に止まったが、2走目の前走は川崎遠征で、3着にしぶとく粘りこんで見せた。地方適性があることが分かったうえ、ダート慣れがみこめる走りごろの3戦目。なにより手ごろな構成へと変わる東海遠征。2勝目のチャンス到来か。

実績上位は○2 ピッツバーグ（セン4、JRA・矢作芳人厩舎）。前走こそデビュー以来初めて大崩れしたが、500万昇級後もずっと一桁着順をキープと、明らかに力は上位。半兄はモーリスと血統的背景も十分で、もっと上位での活躍が期待できる存在。去勢手術明けと4か月ぶり実戦で評価を割り引いたが、力でアッサリのケースは十分。

地方適性の高さ魅力は▲6 ウイングエンペラー（牡4、JRA・目野哲也厩舎）。勝ち星2勝を含め、馬券貢献した4走はすべて地方でマークしている。順調に使われている強みも魅力の材料で勝ち負けに欠かせない。

前走は芝の長距離戦でシンガリ負けを喫した△7 ゴテツ（牡4、JRA・濱田多實雄厩舎）だがダート戦では常に堅実な走りで勝ち負けの好勝負を演じている。長期休養明けで仕上がり度もポイントにもなるが、軽視できない。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　8⇔2・6・7（6点）
3連単（フォーメーション）　8→2・6・7→2・6・7　2・6・7→8→2・6・7（12点）

名古屋CCジュピター賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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