レース展望・予想

オレノココロの3連覇に期待「ばんえい十勝オッズパーク杯」（ばんえい帯広競馬）

2017/04/30

4月30日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第11回ばんえい十勝オッズパーク杯」（4歳以上選抜）が行われます。オレノココロの3連覇なるか、同世代レースでは敵なしのセンゴクエースの古馬強豪挑戦など、スピード感ある春一番の重賞です。

開幕週の青葉特別からは1着キサラキク（牝6、金田勇厩舎）、2着コウシュハウンカイ、3着オレノココロ、4着センゴクエース、5着ニュータカラコマ他2頭、スプリングカップからは5着アサヒリュウセイ、8着バウンティハンターらによる10頭立てです。うち7頭が青葉特別組ですが、今回は重賞で、重量も690キロ～720キロとなり、ひと叩きされての変わり身も十分ありえます。

◎4 オレノココロ（牡7、槻舘重人厩舎）720キロを本命に推します。昨年度ばんえい記念優勝馬で、毎年ローテーションを決めレースに挑む厩舎管理には好感が持てます。前走の青葉特別は、前日の雨で苦手意識がある時計の競馬となりましたが、スタートから先行集団を進み、障害もひと腰。結果、快速牝馬キサラキクの3着でしたが、その差は1秒2とわずかです。15、16年のばんえい十勝オッズパーク杯優勝馬で今回は3連覇の期待がかかります。

○5 コウシュハウンカイ（牡7、松井浩文厩舎）720キロが対抗です。ライバルのオレノココロには、近走は少し差をつけられている感がありますが、青葉特別では先着しています。720キロは先行力と障害力に鋭さがプラスされて、この馬が一番動ける重量と言えます。

▲7 センゴクエース（牡5、槻舘重人厩舎）720キロが3番手。昨季は4歳シーズン三冠馬に輝き、ばんえい史上初のポプラ賞2連覇を達成した怪物です。今回は古馬の強豪相手の重賞で、正念場と言えます。

△10 ニュータカラコマ（牡9、尾ケ瀬富雄厩舎）720キロも前走は5着と敗れていますが、ひと叩きしての変わり身は十分ありえます。

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馬単　4→5・7・10・1（4点）
3連単（フォーメーション）　4→5→7・10・1（3点）

ばんえい十勝オッズパーク杯の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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