レース展望・予想

距離延長も問題なしプリンセスポケット「ディセンバーカップ」（水沢競馬）

2016/12/12

12日（月）水沢競馬メイン第10レースはB2級「ディセンバーカップ」（水沢競馬場1900メートル）。小回り水沢でも長丁場は距離適性が大きなファクターとなります。

◎3 プリンセスポケット（牝3、瀬戸幸一厩舎）は中央2戦未勝利から転入後、3歳下級条件から4勝マーク。一戦ごとに成長著しく、岩手版オークス・ひまわり賞へ挑戦。前半は後方でじっくり待機し、3コーナーからひとまくり。1番人気サプライズハッピーに一旦並びかけて2着。見せ場を十分作りました。続いて古牝馬相手の交流・ビューチフルドリーマーカップへ駒を進め、善戦及ばず7着。その後は出走取消、連続3着など足踏みが続きましたが、前回快勝でようやく勢いを取り戻しました。距離もひまわり賞が盛岡2000メートル、ビューチフルドリーマーカップが1900メートルなら問題なし。連勝のお膳立てが整ったと見ていいでしょう。

○4 スギノグローアップ（牡3、小西重征厩舎）は中央芝2400メートル2着2回から転入。初戦は盛岡芝にとまどって6着に終わりましたが、ダートに替わって連続2着。1800メートルも合った印象です。1900メートル延長は望むところ。

▲2 サダルスード（牡7、小西重征厩舎）は一昨年の覇者。2着に4馬身差をつけて見事逃げ切りました。同型がネックですが、気分良く逃げれれば直線で二の脚を駆使します。

△5 イチフジキング（牡9、小林義明厩舎）は尻上がりに調子を上げて今季5勝。古豪健在を誇示しています。自在脚質から距離も克服十分。

△8 ブライティアスワン（牝5、晴山厚司厩舎）は水沢に替わって2連勝。1900メートルは好調度でカバー。

＜おすすめの買い目＞
馬単　3→4・2・5・8　4・2→3（6点）
3連単（フォーメーション）　3・4→2・3・4・5→2・3・4・5・8（18点）

ディセンバーカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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