レース展望・予想

距離課題も逃げられればトウショウアパッチ「オッズパーク杯」（金沢競馬）

2016/11/15

11月15日（火）に行われる金沢競馬のメインレースは第10レースの「オッズパーク杯」（B2級六組）です。B2級では数少ない1700メートル戦で平穏には収まらない気配が漂います。

中央から転入後まだ負けなしの◎9 トウショウアパッチ（牡3、佐藤茂厩舎）が人気の中心となりそうです。中央在籍時は1200メートル以下ばかり使われていたことから、距離が長い番組が多い金沢で通用するか不安もありましたが、2戦ともゲートを出てからのスピードが速く、そのまま後続を引き離して逃げて直線一杯になりながらも、1500メートル戦を押し切っています。今回はさらに距離が延びてどうかですが、今回も引き離して逃げることができれば、追い上げがしのげそうです。

○3 キホンハシコ（牝3、高橋俊之厩舎）は転入初戦こそスタートから競り合う格好になってしまい10着に大敗しましたが、2戦目となった前走は差すレースで2着に巻き返しました。1700メートル戦は転入初戦で崩れていますが、中央では一度走って5着に入着した実績があり、けっしてこなせない距離ではありません。前走のようなレースができれば上位争いは可能です。

▲10 ラブノキセキ（牝4、鈴木長次厩舎）も先手を奪ってマイペースで逃げるとしぶといタイプです。B級入りとなった前走の1500メートル戦も単騎逃げに持ち込んで3着に踏ん張っています。今回はトウショウアパッチとの先手争いがポイントとなりますが、ハナを制すことができれば1700メートル戦でも好勝負できそうです。

2走前の1700メートル戦で2着に追い上げている△5 ライフトップスター（牡4、藤木一男厩舎）や、追い上げる脚がある△4 アイラヴキャンディ（牝9、井樋一也厩舎）も展開次第で浮上がありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　9⇔3・10・5・4（8点）
3連単（フォーメーション）　9→3・10・5・4→3・10・5・4　3・10・5・4→9→3・10・5・4（24点）

オッズパーク杯の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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