レース展望・予想

力上位のシリウスに期待「クインカップ」（ばんえい帯広競馬）

2016/11/13

11月13日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第41回クインカップ」（4歳牝馬）が行われます。

4歳牝馬限定の別定重量戦で、A2級のシリウス、アスリートが700キロ、B1級のタキニシサンデー、アサヒカツヒメ、B2級の6頭が690キロ。その差は10キロと微妙なハンデと言えますが、力量を考慮しても700キロ組が有利と言えます。

◎5 シリウス（長部幸光厩舎）700キロを本命に推します。前々走のA2級-2組混合戦でアアモンドセブンに2秒差を付けて1着、前走の桔梗特別ではホクショウメジャーに3秒差を付けて快勝の後、賞金面を考慮して1カ月休養。今季はここを目標のローテーションどおりで調整も十分です。2歳シーズンは黒ユリ賞、3歳時はばんえい大賞典優勝の実績一番シリウスが主役です。

○6 アスリート（服部義幸厩舎）700キロが対抗です。今季は19戦して5勝を挙げている好調馬です。銀河賞では、怪物センゴクエースの5秒9差の3着と敗れていますが、直線、一時先頭ゴールが見えたほどの好内容でした。近走は、激戦区のB1級で、アグリナデシコに5秒差、キタノレッドルビーに2秒2差を付けて1着と先行力と障害力には定評のある馬です。今回、シリウスと同重量の700キロは厳しい戦いとなりますが、軽めの馬場を味方に付けて、前で競馬ができるアスリートに初重賞制覇の期待が掛かります。

▲7 アサヒカツヒメ（林豊厩舎）690キロが3番手。今季8勝を挙げている快速牝馬です。重量的には、1着だった前走能取湖特別の665キロが過去最高ですが、条件戦から重賞競走は、若馬の場合、好結果につながるローテーションです。

△1 タキニシサンデー（大橋和則厩舎）690キロは2歳時から重賞の常連馬。ゴール前で失速するところがあり、好結果につながりませんが、軽めの馬場の今回はギリギリ前残りもある障害巧者です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　5→6・7・1・3（4点）
3連単（フォーメーション）　5→6→7・1・3（3点）

クインカップの出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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