レース展望・予想

サカノテツワンが混戦を断つか「サンケイスポーツ賞」（ばんえい帯広競馬）

2016/10/15

10月15日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「サンケイスポーツ賞」（B1級-1組）が行われます。B1級は激戦区で、前走B1級-2組平場戦1着サカノテツワン、寒露特別1着ホクショウマックス（牡5、中島敏博厩舎）、4着マゴコロ、ばんえい大賞典1着マルミゴウカイ、今季5勝を挙げている快速牝馬ファイトガールら好調馬揃いですが、若馬が3歳マルミゴウカイ1頭でレース展開は緩くなりそうです。

◎4 サカノテツワン（牡7、田上忠夫厩舎）705キロを本命に推します。夏以降に競走除外が2度と、体調面での不安材料が多い馬ですが、近走は1勝、2着2回大きくは崩れていません。昨季までは人気を裏切るレースも多く、信頼度に欠けるタイプでしたが、今季はB級に降級したこともあり、素軽い動きを披露しています。今回は1組のメンバーですが、もともとA級で勝ち負けしていた実力馬です。

○7 ファイトガール（牝6、坂本東一厩舎）685キロが対抗です。前走の寒露特別では1番人気に支持されましたが、当日の雨で軽めの馬場となり、1着ホクショウマックス、2着ライデンティダに先手を取られ、追走一杯のレース展開になり6着と敗れています。軽馬場は得意としていますが、自分の展開に持ち込めないときには意外とモロさが出るタイプです。スタートからポンと先手を取ることができれば、力を出せる快速牝馬です。

▲5 マゴコロ（牝7、坂本東一厩舎）が3番手です。近走はひと息の競馬が続いていますが、前走の寒露特別では障害の切れも良く、勝ち馬から2秒1の僅差まで詰め、見せ場十分でした。

＜おすすめの買い目＞
馬単　4→7・5・2・8（4点）
3連単（フォーメーション）　4→7→5・2・8（3点）

サンケイスポーツ賞の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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