レース展望・予想

キタノサムライが突き抜ける「疾風賞」(ばんえい帯広競馬)

2016/10/10

10月10日(祝・月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースに「疾風賞」(3歳以上)が行われます。500キロ(牝馬480キロ)で争われる名物レースですが、出走全馬がスピードレースに対応できるメンバーが揃いました。軽量戦だけに近走の成績は度外視してもよさそうです。スタートから一気に200メートルを走り抜けるレースで、スピードは当然ですが、それ以上にスタミナのある馬が変わり身を見せ好走することもあります。

◎5 キタノサムライ(牡6、岡田定一厩舎)500キロを本命に推します。前走はA2級-1組でシンザンボーイの3着。差して届かずのレースが続いていますが、それも障害に注文がつくためと言えます。今回の軽量戦ならスタートから一気に走り抜き、道中はもちろん、障害も直行。700キロ前後の重量戦では、ひと腰では切れない障害も500キロは裸同然の重量です。スタミナ一番のキタノサムライが一気に駆け抜けます。

○2 オイドン(牡8、鈴木邦哉厩舎)500キロが対抗です。一昨年のスピードスター賞を勝利、今年2月のスピードスター賞でも2着と、スピードレースには一番の実績を持った馬です。ただ障害で止まったら負けというレースを考慮すると、同型のキタノサムライの方に分がありそうで、一発を秘めた逆転もある2番手です。

▲4 ソウクンボーイ(牡6、西邑春夫厩舎)500キロが3番手。もともとスピードタイプで出世した馬、走りに大差ありません。

△9 キサラキク(牝5、金田勇厩舎)480キロは、この軽量戦に出走経験はありませんが、道中は強い馬だけに、変わり身はあるタイプです。

<おすすめの買い目>
馬単 5→2・4・9・1(4点)
3連単(フォーメーション) 5→2→4・9・1(3点)

疾風賞の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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