レース展望・予想

前哨戦では負けられないピンクドッグウッド「リリーカップ」(門別競馬)

2016/09/01

9月1日(木)の門別競馬メイン第12レースは、重賞「第13回リリーカップ(H3)」(2歳牝馬、門別競馬場1200メートル)。

スピード能力なら今季デビューの牝馬トップクラス、ピンクドッグウッドが重賞連勝を狙う。1200メートルに延びて差し脚脅威のシェアハッピー、ラブミーファルコンが逆転をもくろむ。

◎3 ピンクドッグウッド(田中淳司厩舎・父サウスヴィグラス)はデビュー2連勝の後、「日本一早く施行される2歳重賞」栄冠賞(H2)では急流に呑まれてしまい6着。権利を行使して挑んだJRA函館2歳ステークスGIIIでは初めての芝に戸惑いっぱなしでシンガリ負けを喫してしまったのだが、前走地元1000メートルの重賞フルールカップ(H3)を好位外から鮮やかに差し切って復権。10月13日(木)の2歳牝馬ダートグレード「第19回エーデルワイス賞JpnIII」を大目標に据えており、その前哨戦となるココは陣営としてもきっちり勝ち負けしておきたいところだ。前走で差し脚を活かす競馬を実践し、脚質に幅も出たとなれば、まず凡走は考えにくいところ。重賞2連勝でエーデルワイス賞制覇へ王手となるか。

◯7 シェアハッピー(小野望厩舎・父ハイアーゲーム)は2走前、1200メートルのオープン「ルビー特別」で披露した決め脚は見事の一語だった。重賞で序盤からある程度流れるのは必至、好位で溜めての瞬発力発揮に期待する。

▲2 ラブミーファルコン(角川秀樹厩舎・父スマートファルコン)は前走フルールカップが、大外枠から中団後ろで脚を溜めての直線勝負。見事に対応し、快勝したピンクドッグウッドに0秒4差まで迫ってみせた。それまでの逃げ一手から脱却できたのは好材料、今回は2番枠だけに再び逃げを打つ可能性も捨てきれないが、いずれにせよ一本調子の競馬しかできないわけではなくなった。上位進出の期待を懸けられる。

先行力上位の△6 アップトゥユー(角川秀樹厩舎・父サウスヴィグラス)、△8 オーブスプリング(角川秀樹厩舎・父ディープブリランテ)、△10 ハタノフォルトゥナ(安田武広厩舎・父グラスワンダー)に、水気含んだ馬場状態なら前進を期待できる△5 ルックフォワード(川島洋人厩舎・父スウェプトオーヴァーボード)を3連勝式のヒモ穴で押さえたい。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔7・2(4点)
3連単(フォーメーション) 3→7・2→7・2・6・8・10・5 7・2→3→7・2・6・8・10・5(20点)

リリーカップの出走表はこちら

(文/ひだか)


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