レース展望・予想

連覇目指すアムールブリエ「ブリーダーズゴールドカップ」(門別競馬)

2016/08/11

8月11日(祝・木)の門別競馬ダブルメインの第11レースは、重賞「第28回ブリーダーズゴールドカップJpnIII」(3歳以上牝馬、門別競馬場2000メートル)。

昨年アタマ差の大接戦の末、1番人気サンビスタを差し切ったJRA・アムールブリエが2連覇めざして出走。実績豊富な歴戦の古馬はただ一頭というメンバー構成、メンバー中で最も重い57キロを背負うとはいえ、昨年クリアしている斤量だし、他に人気を集めるJRA3歳勢=タイニーダンサー・ビービーバーレルら新鋭には、まだまだ負けていられないところだろう。今年も堅い決着となる可能性が高いか。

◎10 アムールブリエ(牝5、JRA・松永幹夫厩舎)は2000メートル以上のダートグレード競走で滅法強く、牡馬の一線級がそろった前走「帝王賞JpnI」(大井2000メートル=11着)を除けば6戦4勝、3着2回と抜群の成績を残している。今回は他に人気を集めるだろう上記2頭がいずれもまだ若い3歳馬、斤量面はもちろん軽量の3歳勢が優位に映るかもしれないが、実績面では当然まだ大きな開きが存在している。ディフェンディング・チャンピオンの底力を見せつけると判断。

◯5 タイニーダンサー(牝3、JRA・伊藤圭三厩舎)は2歳時ここ門別デビューのNARグランプリ2歳最優秀牝馬。牝馬限定1200メートルのエーデルワイス賞JpnIII、有力牡馬勢も加わって距離延長(1800メートル)の北海道2歳優駿JpnIIIを14年ぶりに連勝したヒロインだ。まだまだ伸びしろも小さくはないだろうが、それでも前走川崎のスパーキングレディーカップJpnIII(1600メートル)では女王ホワイトフーガに大きく突き放され、古馬との地力の差は痛感させられている。2歳時のコンビ復活でも、故郷に錦を飾るのはそう簡単ではないか。

▲4 ビービーバーレル(牝3、JRA・中舘英二厩舎)は前走JRA函館のオープン特別「大沼ステークス」で大外から流れに乗って強敵モンドクラッセの0秒5差2着。50キロの軽量と、雨で締まった時計勝負の馬場状態も味方したのは確かだろうが、3歳1月に中山芝のマイルGIII(フェアリーステークス)を勝っているようにスピード能力は相当に高い。門別2000メートルなら、まず馬なりのまま楽に先手を取れそう。斤量増、さらなる距離延長でも、武豊騎手の手綱捌きで勝機を見出せるか。

△8 ティンバレス(牝4、JRA・吉田直弘厩舎)は今春休み明けの2戦(降級後も含む)がともに大敗に終わっているものの、3月の川崎・エンプレス杯JpnIIではアムールブリエの0秒3差3着に食い込んだ実績が光る。相対的に砂が深く、パワーを要する地方の馬場が得意な可能性があり、連下には押さえたい。

地方勢では、昨秋川崎2100メートルのロジータ記念で4着に踏ん張った地元ホッカイドウの×3 ジュエルクイーン(牝4、田中正二厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目>
馬単 10→5・4・8 5・4→10(5点)
3連単(フォーメーション) 10→5・4→5・4・8・3 5・4→10→5・4・8・3 10→8→5・4・3(15点)

ブリーダーズゴールドカップの出走表はこちら

(文/ひだか)

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