レース展望・予想

瞬発力ならヒガシウィルウィン「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」(門別競馬)

2016/08/04

8月4日(木)の門別競馬メイン第6レースは、「第10回ブリーダーズゴールドジュニアカップ(H1)」(2歳、門別競馬場1600メートル・内回り)。

区切りの第10回を迎える"真夏の2歳暫定王者決定戦"。年々、JRA函館・札幌シリーズではなく、こちらを大目標とする有力2歳馬が増え、今年もどれが勝っても決して不思議ではない好メンバーが集結した。秋の2歳重賞戦線、そして来年の南関東3歳クラシックやJRA挑戦を見据える上で、絶対にチェックしておくべき大一番だ。

◎9 ヒガシウィルウィン(牡、角川秀樹厩舎・父サウスヴィグラス)の瞬発力に一発の期待を懸ける。1000メートルの新馬戦こそ距離不足などが祟って完敗だったが、1200メートルに延ばした2戦目以降は2、1、2着と成績上昇。前走の「日本一早い2歳重賞」栄冠賞では、どの陣営も嫌がる1200メートルの最内枠に入り、しかも出負けしながら直線ケタ違いの瞬発力で勝ち馬バンドオンザランの0秒1差2着に食い込んだ。その息の長い末脚が最大の武器だけに、各馬早めの仕掛けからゴール前は我慢比べになりやすい内回り1600メートルで一気に差し切るシーンも十分とみる。

◯1 リシュリュー(牡、角川秀樹厩舎・父トビーズコーナー)は逆に、序盤から速いペースで引っ張り続けられるスピードの持続力が持ち味。前走は初めてのオープンが外回り1700メートル、一気に500メートル延びた距離面を克服できなかったが、最内から難なくハナに立てそうな今回の内回り1600メートルなら押し切って一気に「夏の頂点」もあり得る。

▲3 エニークラップス(牡、廣森久雄厩舎・父カジノドライヴ)はメンバー中ただ一頭の2戦2勝馬。実績面ではもちろんトップだし、権利のあったJRA函館2歳ステークスGIIIには見向きもせずここ一本で調整されてきた点でも最有力と評して良いくらいだ。それでも単穴評価としたのは、道中から器用さや自在性が求められる内回り1600メートルへのコース替わり。もちろん、難なく捌いて3連勝で頂点、の可能性も小さくないわけだが、配当妙味等との兼ね合いからも3番手とした。

素質的に十分上位に食い込める△2 イーグルパス(牡、田中淳司厩舎・父サマーバード)、△5 スーパーステション(牡、角川秀樹厩舎・父カネヒキリ)、△6 ストーンリバー(牡、堂山芳則厩舎・父ホワイトマズル)、△8 ミルグラシアス(牡、堂山芳則厩舎・父クロフネ)まで3連勝式のヒモ穴で押さえたい。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 9・1・3(6点)
3連単(フォーメーション) 9・1・3→9・1・3→9・1・3・2・5・6・8(30点)

ブリーダーズゴールドジュニアカップの出走表はこちら

(文/ひだか)


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