レース展望・予想

短距離戦ならアライア主役「雪印種苗BFMP特別」(門別競馬)

2016/08/23

8月23日(火)の門別競馬メイン第11レースは、「雪印種苗BFMP特別」(C2-2、門別競馬場1200メートル)。

今季デビューの3歳牝馬◎9 アライア(牝3、恵多谷豊厩舎)は、5戦4勝・着外1回のほぼパーフェクトな成績。唯一の着外は初体験だった内回り1600メートルでのもの。1000メートルから1200メートルのスプリント戦は4戦4勝、完璧な成績なうえに初挑戦だったJRA3歳未勝利との交流戦も快勝してみせた。テンのダッシュがそこまで速いわけではないが、二の脚でハナは奪えるはず。その分、外めの枠順もプラスに働くだろう。短距離戦「負けなし5連勝」達成なるか。

◯5 ランランラン(牝3、田中淳司厩舎)は昨秋からの兵庫在籍を5戦で切り上げて今季再転入。その初戦だった前走、昨年新馬勝ちを決めたのと同じ門別1200メートルで2着を3馬身ちぎる快勝を決めた。今回、仕切り直し(※出走予定だった前回が出走取消)の格上げ初戦だが、遠征で兵庫の2歳重賞(園田プリンセスカップ)を快勝するほどの素質馬だ。「クラスの壁」は全くないだろう。

▲10 クラウンハンター(牝3、松本隆宏厩舎)は、昨年2歳時から豪快な追い込み脚を見せていた素質馬だが、今季は出遅れ癖が悪化するなどが出世を妨げていた印象。内回り1600メートルに延ばした前走で久しぶりに大外一気の豪脚を発揮し、得意の展開から逃げ込み図るラヴィーゲランを一気に差し切ってみせた。距離は今回また1200メートルに戻るが、馬場状態は前走と同じ不良馬場でのレースとなりそうだ。ここも伸び切るようなら完全復調とみて良いだろう。

先行してしぶとい△3 メイプルレジェンド(牡5、米川昇厩舎)と△8 ローツェフェイス(セン5、佐久間雅貴厩舎)、△11 シリカ(牝3、田中淳司厩舎)に加え、差し脚を見限れない△6 ミットフロイデ(牝7、村上正和厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目>
馬単 (フォーメーション) 9・5→9・5・10(4点)
3連単(フォーメーション) 9・5→9・5・10→9・5・10・3・8・11・6(20点)

雪印種苗BFMP特別の出走表はこちら

(文/ひだか)


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