レース展望・予想

2走前の再現なるかレイディルアレナ「トゥザワールド賞」(門別競馬)

2016/08/10

8月10日(水)の門別競馬メイン第12レースは、「トゥザワールド賞」(B3-2~C1-1、門別競馬場1800メートル)。

2連勝中で昇級初戦のアナモルフォーシスを除く7頭が前走「新ひだか町特別」という再戦メンバー。ならば、その上位馬が人気の中心になるわけだが、当欄はそこで人気を背負って流れに乗りすぎ、結果「自分の型」を自ら崩す格好で失速したレイディルアレナにあらためて注目する。

◎7 レイディルアレナ(牡4、林和弘厩舎)は2走前、JRA500万円以下からの転入初戦で大きく出遅れ、離れた最後方に置かれて万事休すかと思いきや、3コーナー手前からほぼ馬なりでグイグイ脚を伸ばして押し上げると、長い外回りの直線で一気に突き抜けて2着を3馬身ちぎってみせた。その爆発力ある走りの印象が強かったか、前走・新ひだか町特別は圧倒的1番人気に推されたのだが、今度はスタートを決めると気分よくスイスイと逃げ馬を追走。3コーナー手前辺りから早くも並びかける勢いで行ったのだが、これが大誤算。結果オーバーペースとなり、直線では大きくブレーキがかかったように失速。2走前に1秒0差をつけたレオクイックに、逆に1秒3も突き放されるという想定外の結果になってしまった。前走から手綱をとったベテラン井上俊彦騎手も、前走でこの馬の特性はつかめたはず。今回は道中じっくり追走し、終いを温存する形で乗るのではないか。2走前の再現に期待する。

◯5 レオクイック(牡4、川島洋人厩舎)は前走でレイディルアレナに雪辱を果たす差し切り勝ち。今季も非常に安定しており、3走前にはA2下のJRA500万下条件交流で当時JRA所属のバラブシュカ(次戦から道営・角川秀樹厩舎に移籍し通算3連勝中)とクビ差の大接戦。このクラス(B3下)では明らかに地力上位で、前走に続く2連勝も十分だろう。

▲8 アナモルフォーシス(牝4、小野望厩舎)は常識的には連下の評価が妥当と思えるも、好調時の牝馬は昇級をまったく問題にしないケースも多く、単穴はこれだろう。

前付けでしぶとい△1 ヤマニンボレアル(牡5、安田武広厩舎)、△2 ユメウメサクラ(牝4、米川昇厩舎)、差し脚に磨きがかかってきた△4 ローレルロケッツ(牡4、川島雅人厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえたい。

<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 7・5→7・5・8(4点)
3連単(フォーメーション) 7・5→7・5・8→7・5・8・1・2・4(16点)

トゥザワールド賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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