レース展望・予想

女王サンバビーン始動「ヒダカソウカップ」(門別競馬)

2016/05/24

5月24日(火)の門別競馬メイン第12レースは、「第2回ヒダカソウカップ(H3)」(牝馬オープン、門別競馬場1600メートル・内回り)。

昨年新設の内回り1600メートルで争われる、3歳以上牝馬限定重賞。今年から内回りコースにも照明が追加され、ナイターでのメイン競走として施行可能となった。昨年、グランダム・ジャパン(GDJ)2015古馬シーズン女王に輝いたサンバビーンが出走し、同2016古馬シーズンの行方を占う上でも絶対に見逃せない一戦だ。

◎1 サンバビーン(牝6、田中淳司厩舎)は昨春JRAオープンから道営入り。初戦に選んだこのレースこそ仕上がり途上で苦杯をなめた(4着)が、その後ノースクイーンカップ(門別1800メートル)とビューチフルドリーマーカップ(水沢1900メートル)を快勝し、GDJ2015古馬シーズン女王の座に就いた。当初は昨年いっぱいで引退との話も出ていたが、大井・レディスプレリュードJpnII5着などJRA一線級相手でも頑張りをみせ現役続行が決定。2年続けての「GDJ古馬女王」襲名をめざすことになった。今回は陣営が開幕前からシーズン初戦に設定していた一戦、有利な内回り1600メートルの最内枠も引き当て力強く昨年の雪辱を果たすか。

◯3 ジュエルクイーン(牝4、田中正二厩舎)は昨年のこのレースの2着馬。当時3歳、52キロの軽量も利して強敵サンバビーンに先着してみせた。今年は斤量が56キロに増え、その差もわずか1キロに。臨戦過程も考慮すると、ライバルに有利な材料が多いのは確かだが、こちらも着実に地力は強化。サンバビーンが逃げて他馬の目標になる可能性も高いだけに、展開面の恩恵あれば差し切りまで。

▲2 フィーリンググー(牝4、角川秀樹厩舎)はジュエルクイーンと同世代の4歳馬。2歳時、全国に先駆けて行われた日本一早い新馬戦・JRA認定スーパーフレッシュチャレンジ競走で世代最初の勝ち名乗りを受け、日本一早く行われる2歳重賞・栄冠賞でも2着に食い込んだ実力馬だ。同年秋のエーデルワイス賞JpnIIIではジュエルクイーン(2着)に先着されたものの、世代トップ級の走りは見せ続けていた。その後川崎に移籍して更に地力強化。ここが再転入初戦だが、古巣・角川秀樹厩舎に戻ったなら仕上がり面の不安は皆無だろう。

差し脚通用の△4 タイムビヨンド(牝4、堂山芳則厩舎)、△5 モズマッテタワ(牝6、田中淳司厩舎)、△10 ステファニーラン(牝4、松本隆宏厩舎)が押さえ。

<おすすめの買い目>
馬単 1→3・2(2点)
3連単(フォーメーション) 1→3・2→3・2・4・5・10(8点)

ヒダカソウカップの出走表はこちら

(文/ひだか)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬