レース展望・予想

自慢のスピードで巻き返すサーストンデンバー「A・G・I」(笠松競馬)

2016/05/30

5月30日(月)の笠松競馬メイン第9レースは「第7回AGI」(B級、笠松競馬場1600メートル)。

愛知(A)、岐阜(G)、石川(I)の中部3県の頭文字からネーミングされた北陸・東海交流のB級馬による企画レース。しかし残念ながらエントリーは地元笠松勢のみ。ただレベルは高く、力が拮抗(きっこう)した企画戦のうえ、A級候補生がフルゲートで激突。みどころ詰まったVバトルが期待できそうだ。

大激戦だが、前走敗因がハッキリしている◎4 サーストンデンバー(牡7、川嶋弘吉厩舎)から狙いたい。前走のAB級混合特別戦は圧倒的1番人気を集めながら、掛かって大逃げとなる超ハイペースの展開でさすがに末脚を欠き、2着に終わった。ただそれでいて勝ち馬からコンマ2秒差、水準以上の走破タイムをマーク。中央での新馬戦Vに、500万クラスで何度も勝ち負けした素質の証しでもあった。好調馬に同タイプのライバルも多いが、自分の走りができれば自慢のスピードで素早く巻き返していい。

○3 プリンシペアスール(牡7、尾島徹厩舎)、▲2 サンデーミノル(牡6、後藤正義厩舎)も前走からの反撃が期待される。ともに中央1000万から今春転入。キャリア上位の存在で、とくにプリンシペアスールは1000万クラスで入着もある。前走は出張戦、強力メンバーぞろいの企画レースでもあり、1走の敗退だけでは見限れない。一方、サンデーミノルは先行馬有利に作用した馬場コンディションがマイナスに働いた4着不発と言えた。中央の戦歴から距離延長のマイル戦は大きな上積み材料。ともに差はわずか。

また、8戦7連対を誇る得意の地元コースに戻った△10 ホッコージョイフル(牡6、加藤幸保厩舎)、△5 シークレットオース(牝4、栗本陽一厩舎)の2頭も軽視できない。

<おすすめの買い目>
馬単 4⇔2・3・5・10(8点)
3連単(フォーメーション) 4⇔2・3・5・10→2・3・5・10(24点)

A・G・Iの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬