レース展望・予想

復調してきたイッセイイチダイに期待「由布岳賞」(佐賀競馬)

2016/04/23

23日(土)佐賀競馬メイン第9レースは「第4回由布岳賞」(オープン(B級1組)、佐賀競馬場1400メートル)。

◎7 イッセイイチダイ(牡4、東眞市厩舎)は、2歳時に九州ジュニアチャンピオンを勝利しましたが、昨年の九州ダービー栄城賞で最下位に敗れた後は長期休養に入りました。約8カ月ぶりの実戦となる2月の梅花特別では勝ち馬から2秒4差の8着でしたが、復帰3走目となる前々走のB級3組(3月20日)で勝利を収め、続く前走のB級3組(4月3日)も連勝しています。B級特別(S2重賞)では、3歳時の1戦を含め5着が最高着順ですが、復調して臨む今回、勝利まで期待したいところです。

○6 カシノボルト(牡5、真島元徳厩舎)は、今年に入ってからのB級特別(S2重賞)では、6戦して2勝、2着3回の好成績を収めています。2着以下に敗れた4戦いずれも勝ち馬はテイエムチカラでしたが、同馬が不在だった前走の英彦山賞(4月2日、1400メートル)では2着に2馬身半(コンマ5秒)差を付けて快勝しています。今回はB級特別クラスで連対実績のある馬はさほどおらず、引き続き優勝争いとなりそうです。

▲9 タツノオトシゴ(牡6、山田義人厩舎)は、佐賀転入後は3戦して3着2回、4着1回ですが、1戦ごとに勝ち馬との差を詰め、前走の英彦山賞では勝ったカシノボルトにコンマ5秒差でした。ここ2走は先行力も見せており、上位進出が期待されます。

△4 モリトビャクミ(牡5、坂井孝義厩舎)は、JRAからの転入初戦です。近走は不振ですが、3歳時に昇竜ステークス5着や、1000万円以下条件で勝ち馬から1秒前後で走っていた実績があり、初戦から警戒が必要でしょう。

<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 7・6→7・6・9(4点)
3連単(フォーメーション) 7・6→7・6・9→7・6・9・4(8点)

由布岳賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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