レース展望・予想

底見せないテイエムサンビカ「こじし座特別」（名古屋競馬）

2016/02/29

2月29日（月）の名古屋競馬メイン第10レースは「こじし座特別」（B級1組、名古屋競馬場1400メートル）。

9頭中8頭までが勝ち上がり組で、好調馬対決の1組特別はいつもながらの超激戦区。しかし、3戦無敗を誇る◎1 テイエムサンビカ（牝5、竹之下昭憲厩舎）が主役を務めていく。今冬、中央から転入後、3戦すべてで明確な着差をつけて逃げ切り3連勝と勢いに乗っている。とくに前走の4b組は大差勝ちの圧巻勝利で飾ってみせた。中央500万条件で2着キャリアを持つ力の証しでもあった。同タイプの好調ライバルがそろっているが、一度たりとも底を見せていない魅力にあふれている。

差し勝負の展開に持ち込めば、○9 テイエムスサノオー（牡4、竹之下昭憲厩舎）は逆転可能。12月のC級8組から5戦連続連対中で好調キープ中。前走のC級1組特別は勝ち時計、上がり3ハロンタイムともに抜群のタイムをマークと、決め脚が冴え渡っている。先行馬が多い構成で、テンが速くなれば、セールスポイントのキレでアタマまで突き抜けていい。

一方、逃げ切り2連勝中の▲4 サマーサラファン（牝4、田中敏和厩舎）は同タイプとの兼ね合いがポイントになりそうだ。転入後、確実に良化し、3戦目だった前走はマイル戦を4馬身差つけて快勝した。ただこれまでの好走パターンのほとんどが「逃げ」。先行馬ぞろいのなか、主導権奪取が浮沈のカギになる。

同様に、モロさも同居するタイプだが、すんなり流れに乗れれば△2 ゴットモーニング（セン4、角田輝也厩舎）に、確実に伸びる末脚に定評のある△8 ペイシャンスゼータ（牝5、錦見勇夫厩舎）もV圏内。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　1⇔2・4・8・9（8点）
3連単（フォーメーション）　1→2・4・8・9→2・4・8・9　2・4・8・9→1→2・4・8・9（24点）

こじし座特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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