レース展望・予想

コウシュハクィーンが駆け抜ける「稲妻賞」（ばんえい帯広競馬）

2015/08/24

8月24日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースに、「稲妻賞」（3歳以上選抜）が行われます。

ばんえい競馬は特異なレースが多く、ビッグウエイトカップ（重馬体重馬選抜）や白馬賞（芦毛馬選抜）など多くありますが、定量500キロ（牝馬480キロ）で争われるこの稲妻賞も人気レースの1つとなっています。直線200メートルをスタートからゴールまで一気に駆け抜けます。

◎5 コウシュハクィーン（牝5、皆川公二厩舎）480キロを本命に推します。今季は未だ勝ち星がありませんが、超ハイスピードで走り切るレースなら勝利の一番近くにいるのがこの馬です。同じ500キロレースの、疾風賞では54秒5でオイドンの2着、スピードスター賞では56秒8でセイコークインの4着と、スピードレースに対応できる障害力とスピードを持った快速牝馬です。

○4 アオノレクサス（牡9、平田義弘厩舎）500キロが対抗です。5月23日の旭岳特別3着後、馬体故障での除外、取消しと体調を崩していましたが、前走の走りを見た感じでは障害もひと腰で切り、6着と敗れていますが、見せ場十分のレースと言えます。500キロの軽量なら逃げ切りも期待できます。

▲2 トモエエーカン（牡9、小林長吉厩舎）500キロが3番手。前3走が4、3、1着と1戦ごとに障害の切れも良くなり、安定感さえ感じられるほどの好調な走りを披露しています。唯一の不安材料である障害ですが、500キロなら止まりません。

△3 ニシキトモエ（牡6、村上慎一厩舎）500キロは、障害巧者ですが、走り切るスタミナが課題と言えます。

＜おすすめの買い目＞
馬単　5→4・2・3・8（4点）
3連単（フォーメーション）　5→4→2・3・8（3点）

稲妻賞の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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