レース展望・予想

ミサキジュエル中心だが激戦「さるすべり特別」（名古屋競馬）

2015/08/21

8月21日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「さるすべり特別」（C級1組、名古屋競馬場1600メートル）。

勝ち上がり組の激突になるC級1組特別は常に激戦区。今回も多くの馬にチャンスがある紙一重のVバトルが繰り広げられそうだ。中心視は◎7 ミサキジュエル（牝4、角田輝也厩舎）。ダートでは初のマイル戦となって、1ハロンの距離延長もカギになるが、セールスポイントのスピードに期待したい。同タイプの先行ライバルも多く、楽なレース展開は望めないが、軽快ピッチで逃げ飛ばして、直線でさらに突き放して見せた前走の力強い勝ちっぷりに魅力を感じる。

安定感重視なら常に勝ち負けし続けている○4 ゴールドトレジャー（牝4、成田明厩舎）が上位。控える競馬ができるアドバンテージがあるうえ、前走は出張戦だったとはいえ、一気の抜け出し劇で9馬身差つけて圧勝。互角の評価が必要だ。

強さとモロさが同居するが▲5 サヴィルロウ（牡4、塚田隆男厩舎）も差はわずか。3走前のC級1組特別では7着大敗したが、2走前の同条件レースではしぶとい走りで差のない2着をキープ。うまく流れに乗れば出番到来。

直線勝負に持ち込めば△3 テムル（牡4、竹下直人厩舎）が浮上していい。展開に左右されやすい差しタイプで、流れが浮沈のカギになるが、逃げ・先行馬が多い構成。テンが速くなれば直線一気劇もありそうだ。

連闘でハード日程になるが△9 アニック（牝4、藤田正治厩舎）の好調さも勝ち負け候補。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　7⇔3・4・5・9（8点）
3連単（フォーメーション）　7→3・4・5・9→3・4・5・9　3・4・5・9→7→3・4・5・9（24点）

さるすべり特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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