レース展望・予想

近況ムード上々のイワクラギンガ「コスモス賞」（名古屋競馬）

2015/08/19

8月19日（水）の名古屋競馬メイン第11レースは「コスモス賞」（A級牝馬、名古屋競馬場1400メートル）。9月10日の「秋桜賞（SP1）」のトライアルレースでもあり、3歳フレッシュ勢vs.古馬陣との対戦も大きなポイント。興味深い一戦だ。

多くの馬にチャンスがあるが、安定感で勝る◎4 イワクラギンガ（牝6、錦見勇夫厩舎）が連軸に一番ふさわしい。距離や相手、流れを問わず、コンスタントにA級特別レースで勝ち負けするクラスの安定勢力だ。勝ち切れない面もあったが、手ごろな相手の前走昇竜杯ではアタマ差ながら逃げ切って待望の勝利を挙げている。近況ムード上々で、脚質に自在性があるのも強みで中心視したい。

ムラはあるが○2 エーシンフルハウス（牝6、瀬戸口悟厩舎）の前走は、イワクラギンガにアタマ差2着の惜敗だった。春先から好走、凡走を交互に繰り返し、馬券の買いにくいタイプだが、流れに乗った時のしぶとい走りには定評がある。軽視できない。

▲1 ミトノレオ（牝3、川西毅厩舎）、△8 メモリードルマン（牝3、塚田隆男厩舎）の3歳勢の走りに、熱い視線が注がれる。ミトノレオは名古屋勢での東海ダービー最先着（3着）馬で、確実に伸びる末脚がセールスポイント。メモリードルマンは前走のクイーンカップで待望の重賞初Vに成功。ともに古馬初対戦で、今年の3歳世代の実力がどの程度なのかを計る格好のレースとも言える。必見だ。

大崩れしない、しぶとい先行力がある△3 ブレーヴスキー（牝7、今津博之厩舎）も3連単候補に欠かせない。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　4⇔1・2・3・8（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・2・3・8→1・2・3・8　1・2・3・8→4→1・2・3・8（24点）

コスモス賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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