レース展望・予想

上位互角、キョウワアーサーが決める「オッズパーク杯」(園田競馬)

2015/08/07

7日(金)の園田競馬メイン第10レースに、オッズパーク賞「オッズパーク杯」(B1、園田競馬場1700メートル)が行われます。

目下4連勝、転入後6戦連続連対中で不動の軸と思われていたトリレンマが回避で一転して上位互角戦になりました。その中心に◎7 キョウワアーサー(牡5、橋本忠男厩舎)を置きます。JRA1勝馬で、500万では笠松交流2着があります。障害6戦後の前々走から兵庫所属です。その初戦は、先に動いたチョウアコガレを追って、直線で捕まえ2馬身差の楽勝でした。前走も同じようなレースでしたが、向正面からスパートしたナナヨンハーバーの1馬身半+クビ差の3着でした。動くタイミングがカギですが、今回は木村健騎手が手綱です。前々走の内容から兵庫2勝目の期待です。

A2を2勝○4 ピエナオリオン(セン7、坂本和也厩舎)が実績上位です。14年7月にA2の2勝目後は勝ち星がありません。3走前からはB1に降級しましたが、5、2、5着です。差し一本の脚質だけに展開に左右されます。前々走は直線を向いて強襲して、早めに動いたニュースフラッシュの2着。前走はエイシンホクトセイなど好位3頭が抜け出すレースに5着が精一杯でした。展開に左右されるタイプですが、末脚はしっかりしています。

JRA1勝馬で転入後を5、2着▲5 トーホウビースト(牡4、荒山義則厩舎)が続きます。前走は、前述の勝ったトリレンマが、落馬した馬(ナムライットウセイ)に不利を受けたものの内々を進んで早め先頭に立って半馬身差の2着でした。JRA1勝が逃げ切っているように先行力があります。テンから動いて前述両馬とは互角の争いでしょう。

JRA1勝馬☆8 ナムライットウセイ(牡5、山口浩幸厩舎)が転入初戦でスタート直後に落馬、仕切り直しの一戦です。大外から好位をキープなら警戒したいです。1番枠を生かして△1 シルクイングレイヴ(セン6、雑賀伸一郎厩舎)も積極策で活路を見出します。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 7・4・5・8・1(20点)
3連単(ボックス) 7・4・5・8(24点)

オッズパーク杯の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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