レース展望・予想

全国統一へ第一関門、突破できるかライゾマティクス「ブリーダーズGJC」(門別競馬)

2015/08/06

6日(木)の門別競馬メイン第5レースは"真夏の2歳暫定王者決定戦"「第9回ブリーダーズゴールドジュニアカップ(H1)」(2歳、門別競馬場1600メートル・内回り、JRA上級認定競走、JBC協会協賛スタリオンシリーズ馬主賞「ルーラーシップ賞」)、8頭立てです。

前走デビュー戦、7月16日のJRA認定「スーパーフレッシュチャレンジII競走」(1600メートル・内回り)を2秒8差の大差(推定14馬身)ブッチギリ。レコードタイムのおまけ付きで圧勝した大器、◎5 ライゾマティクス(牡、田中淳司厩舎・父スウェプトオーヴァーボード)が注目を一身に集めそう。実はこの馬、今年5月に札幌競馬場で行われたHBA(日高軽種馬農協)主催2歳トレーニングセールに「3000万円」の販売希望額で上場(結果は主取)された「極めて期待値の高い馬」なのですが、実際にデビュー戦で大差ブッチギリの走りを見せて、セリ上場時の関係者の高い評価が証明される結果となりました。新馬戦ではテンに速い馬が他におらず、スピードの違いで逃げ切る形となりましたが、全く引っ掛かるようなタイプではなく、他に行く馬がいれば好位で折り合って競馬できるタイプ。新馬戦でその高い潜在能力を実感した服部茂史騎手は「普段は硬いのに、レースに行くと柔らかさが出て完歩も大きく伸びる。同じスウェプトの仔では、ノットオーソリティ(※2歳時、主戦を務めていた)に似たタイプですね」と話してくれましたが、もちろんそれは「近未来への期待値の高さ」を反映させたコメント。また、田中淳司師もレース後「全日本2歳優駿まで、ダート一本に絞って行った方が良いですね」と語り、新馬勝ちの時点で早くも2年前ハッピースプリントで制した「年末の川崎JpnI」を念頭に置いていることを明らかにしてくれました。両名のコメントからも明らかなように、陣営・関係者の期待は現段階から相当に大きいわけですが、見る側としても、このブリーダーズゴールドジュニアカップでライゾマティクスがどんな走りを見せてくれるのか、本当に楽しみでなりません。

相手筆頭は◯8 キーパンチャー(牡、堂山芳則厩舎・父スズカマンボ)。平場未勝利から一気の3連勝で"真夏の暫定王者決定戦"まで駒を進めてきました。前走3勝目の走破時計はライゾマティクスに塗り替えられる前の「2日間だけのレコードタイム」でしたが、こちらも時計がかかる馬場状態で計時されたものだけに十分に価値の高いもの。◎と互角、あるいはそれ以上の「上昇度」でどこまで食い下がれるのか、はたまた逆転できるのか。その走りも大いに注目されます。

▲7 スティールキング(牡、角川秀樹厩舎・父シルバーチャーム)は1番人気に推された「栄冠賞(H2)」こそ4着止まりでしたが、今季デビュー馬の中でも間違いなく十指には収まる高素質馬。道中のラップが緩む「距離延長」のレースで巻き返しを見せてくれるでしょう。

他に、3連勝式のヒモ穴で△2 ストレートアップ(牡、柳澤好美厩舎・父カジノドライヴ)、△3 ミスミランダー(牝、松本隆宏厩舎・父アッミラーレ)、△1 バーバリライオン(牡、川島洋人厩舎・父オンファイア)を押さえます。

<おすすめの買い目>
馬単 5→8・7(2点)
3連単(フォーメーション) 5→8・7→8・7・2・3・1(8点)

ブリーダーズゴールドジュニアカップの出走表はこちら

(文/ひだか)


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