レース展望・予想

栄冠賞7着から巻き返すかエイシンキロオル「スマートファルコン賞」(門別競馬)

2015/08/04

4日(火)の門別競馬メイン第12レースは、JBC協会協賛スタリオンシリーズ馬主賞「スマートファルコン賞」(2歳オープン、門別競馬場1200メートル・外回り、ターフチャレンジII競走)、優勝馬が8月23日(日)JRA札幌・芝1500メートル「クローバー賞」(2歳オープン)に最優先で出走できるJRA上級認定レースです。

デビュー戦(5月27日・JRA認定フレッシュチャレンジ競走、1200メートル外回り)を圧勝し、続く2戦目で「日本一早く行われる2歳重賞」栄冠賞に挑んだ(7着)素質馬、◎7 エイシンキロオル(牡、松本隆宏厩舎・父マンハッタンカフェ )の巻き返しに期待します。その栄冠賞は、新馬戦(8枠8番)より3頭増えた12頭立ての2番枠が当たってしまい、序盤から揉まれ込む厳しい展開に。テンのペースが速かったこともあるにせよ、結局ラストまで新馬戦で見せた鋭い加速力を見せられないまま終わってしまいました。今回も同じ12頭立てではありますが「外半分」の側に入り、しかも自分より外にテンに速いタイプが少ないだけに、出遅れなどのアクシデントさえなければ新馬戦と同じく好位の外をキープできる可能性が高そう。この中間も坂路でしっかり乗り込まれており、2日の最終追いでは2本目で「600メートル=35秒9―23秒4―12秒0」の好時計も叩き出しました。状態面は文句なしと言えそうで、新馬戦に次ぐ2勝目ゲットを期待できそうです。

前走1600メートルからの2ハロン短縮に、最内枠→大外枠への条件変わりも重なる◯12 リッジマン(牡、田中淳司厩舎・父スウェプトオーヴァーボード)と、新馬戦でエイシンキロオルに早めに捕まるもゴールまで踏ん張って2着を確保した▲11 ナイスヴィグラス(牡、田中淳司厩舎・父サウスヴィグラス)、さらに1000メートルで平場未勝利→JRA認定アタックチャレンジを連勝してきた△9 フィランソロフィー(牡、桑原義光厩舎・父スクリーンヒーロー)の3頭が、まずは相手本線。

3連勝式のヒモ穴で、×1 ルックイスト(牡、角川秀樹厩舎・父スターリングローズ)、×5 マラドーナスピン(牝、林和弘厩舎・父カネヒキリ)、×6 エクレールノワール(牝、齊藤正弘厩舎・父スウィフトカレント)、×10 グレースシャンティ(牝、原孝明厩舎・父ダノンシャンティ)を押さえます。

<おすすめの買い目>
馬単 7→12・11・9(3点)
3連単(フォーメーション) 7→12・11・9→12・11・9・1・5・6・10(18点)

スマートファルコン賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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