レース展望・予想

今年は「受ける立場」、2連覇へ挑むグランヴァン「エトワール賞」(門別競馬)

2015/08/20

20日(木)の門別競馬メイン第12レースは、「第15回エトワール賞(H3)」(門別競馬場1200メートル・外回り、20時40分発走予定、JBC協会協賛スタリオンシリーズ生産者賞「モンテロッソ賞)。短距離王決定戦・道営スプリント(H2)の前哨戦(トライアル競走=2着まで同競走への優先出走権を付与)です。

昨年は春季5月に施行されたのですが、その優勝馬、すなわちディフェンディング・チャンピオンが◎5 グランヴァン(牡6、恵多谷豊恵厩舎)。前走でC4級を勝ったばかりの"圧倒的格下=大胆な挑戦者"でしたが、前年秋に道営スプリントを快勝した短距離王アウヤンテプイを完封し、鮮やかに「下剋上」を決めてみせました。今年は道営スプリントのトライアル競走という位置付けになり、施行時期もこの8月下旬に移ってきたのですが、今年は堂々、A級勝ちの実績も重ねるなど「挑戦を受ける立場」での出走となりました。前走A2下のJRA500万円以下条件交流を0秒7差で圧勝、6歳の今季も益々スピード能力を高めており、宿敵アウヤンテプイ不在のココは「負けられない一戦」との思いでしょう。昨年は逃げ一辺倒の脚質でしたが、今季は好位で折り合い直線で抜け出す王道の走りを身に着けており、着外に沈む懸念は非常に少ないとみます。

相手本線は、古馬スプリント路線のタレント豊富な原孝明厩舎勢。中でも前走B1下特別を圧勝して復活をアピールした昨年の2歳重賞2勝馬◯11 コールサインゼロ(牡3、原孝明厩舎)の上昇度に注目です。同じく上昇度では負けていない3歳牝馬の▲9 ガルノーヴァ(牝3、原孝明厩舎)も勝機を感じさせる逸材。今季1200メートルの1番枠で連勝を決めている△1 シセイカイカ(牡6、原孝明厩舎)も虎視眈々と重賞初Vを狙って勝負してくるでしょう。

前走A1A2特別で1・2着の△3 ドラゴンウィスカー(牡7、若松平厩舎)、△7 クリーンエコロジー(牡7、田中淳司厩舎)、底力あなどれない△10 ハードデイズナイト(牝5、角川秀樹厩舎)も勝ち負け十分の実力馬です。

<おすすめの買い目>
馬単 5→11・9・1・3・7・10(6点)
3連単(1軸流し) 5→11・9・1・3・7・10(30点)

エトワール賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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