レース展望・予想

連覇狙うコウギョウデジタル「フェアリーカップ」（盛岡競馬）

2015/07/18

18日（土）盛岡競馬メイン第10レースはオープン牝馬による重賞「第16回フェアリーカップ」（盛岡競馬場ダート1800メートル）。1着馬から3着馬に牝馬交流・ビューチフルドリーマーカップの優先出走権が与えられます。

◎6 コウギョウデジタル（牝5、菅原右吉厩舎）は2年連続で岩手最優秀牝馬に選ばれた強豪。連覇を狙って登場ですが、今季初戦3着以降は8着、10着と大敗。持ち前のシャープさが影を潜めています。それでも過去、重賞6勝と断然の実績ですし、盛岡1800メートルがベストの舞台。他のメンバーにしても死角を抱えており、本調子を欠いていても地力上位は明らかです。

○2 コスモリボン（牝6、板垣吉則厩舎）は昨年10月、中央1勝・南関東B3から転入。A級戦（水沢1600メートル）で2着確保しました。今季は最下級C2へ降格して9戦6勝2着3回と連対パーフェクト。C1も楽々と突破しました。いきなりオープン馬が相手でペースも一変しますが、ダート1700メートルから1800メートルが得意の条件。54キロの軽ハンデも魅力です。

▲5 ナリタメロディ（牝4、菅原右吉厩舎）は自慢のスピードを前面に転入後3勝2着1回。未知の距離に不安が残りますが、気分良く逃げることができれば克服可能でしょう。

△11 スパンコール（牝4、瀬戸幸一厩舎）は牝馬特有の斬れる末脚が武器。展開に注文がつきますが、流れが速くなれば一気台頭まで。

△7 ヴァイキング（牝3、菅原勲厩舎）は転入初戦の3歳重賞・ウイナーカップでスペクトルの2着。走破タイムも上々でした。先輩女子相手にどんなレースで挑むのか。

＜おすすめの買い目＞
馬単　6→2・5・11・7　2・5・11→6（7点）
3連単（フォーメーション）　2・6→2・5・6・11→2・5・6・7・10・11（24点）

フェアリーカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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